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最終更新日:2026年10月16日
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自然環境デザインスタジオⅠ
自然環境デザインスタジオ2026
まちの個性から発想するランドスケープデザイン—文脈と環境の読み解きと協創デザインへの展開
対象地:柏駅周辺地区(柏セントラル)
2026.8.17 最終更新
1.スタジオの主旨
柏駅周辺地区(柏セントラル)を対象として、都市デザインやランドスケープデザインの基礎となる「まちの個性の読み解き」を行うスタジオです。対象地では、近い将来に再開発が行われることが確定しています。再開発を単なる都市の機能更新に終始させず、柏らしさを継承する個性あるまちづくりのきっかけとしていくためには、現在のまちの個性の丁寧な読み解きが必要不可欠です。さらに、人工物が多い柏セントラルにおいては見落とされがちですが、環境(光、音、風、熱、生物、水、土壌など)の特性についても、まちの個性の一部として取り扱い、将来のまちづくりや、都市デザイン・ランドスケープデザインに生かされるべきです。
まちの個性の読み解きを行うための方法論として、本スタジオでは、「パタン・ランゲージ」と「ランドスケープ・アトラス」の2つの手法を用います。パタン・ランゲージは建築家・都市計画家のクリストファー・アレグザンダーが1980年代に提案した古典的な空間分析手法です。同手法では、まちに繰り返し現れる空間や人間活動、およびそれらの関係性を「パタン」としてまとめます。そして、パタンを集めて「ランゲージ」を生み出すことで、まちの個性を万人に共有可能な形に展開し、建物やコミュニティのデザインに生かします。一方、ランドスケープ・アトラスは本スタジオ独自の手法です。環境分析の結果を可視化した「主題図」を複数作成することで、目に見えない/気がつきにくい環境への眼差しを獲得し、隠れたまちの個性を生かした空間・システムのデザインにつなげることを目指します。両者は、目に見えるもの/目に見えないものに注目するという差はあれど、いずれもまちの個性を言語化・可視化するものです。本スタジオではこの2つの手法を効果的に組み合わせて、柏セントラルの個性(文脈と環境)を読み解き、それを万人に共有可能な形で表現することを目指します。
本スタジオでは個性を読み解くことを最終目標とするのではなく、その成果を用いて、将来のまちづくりにつなげていくための実践も一部行います。具体的には、最終成果物の講評会に合わせて、柏セントラルのまちづくりに関心のある地域住民や専門家を招いたワークショップを開催し、本スタジオで言語化・可視化されたまちの個性をどのように将来の開発・デザインに生かしていくのかについて、いくつかの提案をまとめます。このプロセスは、スタジオの提案を関係者に評価してもらうのではなく、スタジオの成果にもとづいて提案を関係者と共に考えるという意味で、「協創デザイン: Co-design」の一環となります。
本スタジオはUDC2(柏アーバンデザインセンター)の協力のもとで行います。
参考>昨年度のスタジオ成果物(埼玉県小川町を対象としたパタンランゲージの分析)
https://nenvbis.sakura.ne.jp/*****
2.進め方
少人数のグループワークと個人ワークを組み合わせて成果物をまとめる。柏キャンパスでの作業が多くなるが、フィールドでの調査も複数回行う。休日を一部使い、調査や成果発表を行う。
3.最終成果物のイメージ
環境面での個性も含めて、柏セントラルの「パタン・ランゲージ」として、ひとつの冊子を製作する。それとは別に、主題図を組み合わせて解説をつけたものとして「ランドスケープ・アトラス」を別の冊子としてまとめる。
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