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最終更新日:2026年10月16日

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先進放射線防護特論

先進放射線防護特論/ Advanced Radiation Protection 集中講義(S2A1:2026年9月4日(金)~7日(月)(集中講義105分×14回))
国内外の放射線防護の革新的議論が活発になっている。従前の防護体系は、1895年
のレントゲンによる放射線の発見に始まる放射線利用の歴史とともに整理が始まり、
これまで主に広島・長崎の原爆被爆者の疫学とチェルノブイリ原子力発電所等の教
訓を契機として多段的に進化をとげてきた。2011年の東電・福島第一原子力発電所
の事故はその流れをさらに加速させ、自然界にすでに存在する環境放射性物質に関
する防護とのハーモナイズや、世代間の公平性や倫理の議論を避けることのできな
い放射性廃棄物処分の話題など、ステークホルダーとのコミュニケーションに基づ
く新しい放射線防護のあり方への挑戦に、分野の専門家たちは懸命に取り組んでい
る。本特論では、放射線に関する一定の知識をすでにもち合わせた聴講生を対象と
して、国際的な視野での放射線防護、放射線と放射性物質をリスクソースとした環
境安全マネジメント分野の高度なスキルをもつ専門家の育成を目的とする。本特論
の3・4日目には、近畿大学原子力研究所(大阪府東大阪市)を訪問し(交通宿泊
費は原則聴講者の自費による)、研究用原子炉(熱出力1W)実機の運転経験等を
通じて、原子力・放射線施設の稼働と現場の安全管理、防災の実際も体得する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
47160-53
GFS-ES6307L1
先進放射線防護特論
飯本 武志
S2 A1
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
新領域創成科学研究科
授業計画
初 日(金曜日) 柏キャンパス環境棟4階講義室  1.0830-1015 放射線防護の体系の進化(飯本)と最近の論点(賞雅)  2-5.1025-1835 放射線の物理的特徴とその挙動解析手法      (小川)   ※3.4.5 . は、JAEA「大学等への公開特別講座」に基づきます。 2日目(土曜日) 本郷キャンパス本部棟12階中会議室  6.0830-1015 線量評価にかかる先進的知見(内部被ばくに着目して)(栗原)  7.1025-1210 原子力関連施設のセキュリティと品質保証      (橋本)  8.1300-1445 原子力施設における緊急時対応の実際        (金盛)  9.1455-1640 放射性廃棄物処分の方策と論点(立川)、リスクの認知(中村)  10.1650-1800 原子力利用に関する世論の動向(宇井)、まとめ(飯本) 3日目(日曜日) 近畿大学原子力研究所 ゲストハウス会議室      午前中 東京から大阪へ各自移動(受講者の自費による)  11.1600-1745 リスクマネジメントの様式化プロセスに関する聴講者討論会 4日目(月曜日) 近畿大学原子力研究所(大阪府東大阪市)  12.0900-1030 原子炉施設における安全と保障のための仕組み (近大チーム)  13.1040-1210 原子炉の稼働に伴うオペレータと管理者の役割 (近大チーム)  14.1310-1440 中性子イメージング実習と研究用原子炉の未来 (近大チーム) ※原子炉実習は「文部科学省国際原子力人材育成イニシアティブ事業」に基づきます。 【講師】    飯本武志  東京大学環境安全本部        教授          東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授(兼担)    栗原 治  東京大学アイソトープ総合センター  客員研究員・協力研究員    金盛正至、橋本 周、立川博一、賞雅朝子、中村美和、宇井直人          東京大学環境安全本部/アイソトープ総合センター(連携・客員・協力)研究員    小川達彦  特別講師(日本原子力研究開発機構)    山西弘城、若林源一郎  特別講師(近畿大学)
授業の方法
座学、対面講義 集中講義(S2A1:2026年9月4日(金)~7日(月)(集中講義105分×14回))
成績評価方法
全出席とレポートの提出を履修完了の原則とし、講義参加への積極性とレポートの内容に基づいて成績を決定する
履修上の注意
★定員8名(計算演習及び原子炉実習を伴うため) ★日本語での講義内容を十分に理解できること ★履修及び単位取得のための留意事項   ―受講前にⅢ種放射線取扱主任者の有資格者程度の知識を有していること   ―受講前に東京大学または他施設で放射線業務従事者登録を済ませていることが望ましい   ―受講前に「放射線リスクマネジメント学」の単位既得者が望ましい   (受講希望者多数の場合は、社会人及び在籍学年の上位者を優先し、上記の条件を勘案して定員調整する) ★該当回の講義資料を用いた各30分以上の自習での予習(講義の内容を確認し、不明点を明らかにしておくこと)と復習(学んだ内容について確認し、必要に応じて文献等を調査し、各自で理解を深めること)を課します。
その他
<授業情報> 集中講義(S2A1:2026年9月4日(金)~7日(月)(集中講義105分×14回)) ★定員8名(計算演習及び原子炉実習を伴うため) ★履修及び単位取得のための留意事項   ―受講前にⅢ種放射線取扱主任者の有資格者程度の知識を有していること   ―受講前に東京大学または他施設で放射線業務従事者登録を済ませていることが望ましい   ―受講前に「放射線リスクマネジメント学」の単位既得者が望ましい   (受講希望者多数の場合は、社会人及び在籍学年の上位者を優先し、上記の条件を勘案して定員調整する