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最終更新日:2026年4月20日

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放射線リスクマネジメント学

放射線リスクマネジメント学/ Management of Radiation Risk 1日目 2026年4月16日(木)1ー2限(2コマ)、5限(1コマ) 2日目 2026年4月17日(金)1-5限(5コマ) 3日目 2026年4月18日(土)1ー5限(5コマ) 計13コマ
放射線リスクマネジメント学を実学として扱う。ハザードとリスクとの存在を認知することからはじめ、リスクマネジメントの戦略を立てるための基礎情報となる、ハザードとリスクの数値化、すなわち、放射線の計測や線量評価に関する手法を段階的に学ぶ。現場では、計測や評価で得られた数値情報等を基にして、環境安全に関する対応策の具体的な企画立案をする。そのときに必要となる安全確保に対する考え方の枠組み(放射線防護体系)の歴史的背景と構築プロセスを整理する。また、環境システムに直結する最近の国内外の話題や課題も解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
47160-51
GFS-ES6303L1
放射線リスクマネジメント学
飯本 武志
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
新領域創成科学研究科
授業計画
※講師等の都合で、講義順序が入れ替わる可能性があります。 【1日目】 1限 基盤① 「1. 概論」 (飯本武志:東京大学)  環境システムにおける放射線環境の位置づけ、放射線と私たち/環境とのかかわり、リスクマネジメントと放射線防護 2限 基盤② 「2. 放射線(能)の特徴と被ばく」 (小池弘美:東京大学)  放射線と物質の相互作用、放射線に関連する重要な単位(エネルギー(eV)、放射能(Bq)、線量(Gy、Sv))、防護量と実用量、外部被ばくと内部被ばく、外部被ばく防護の3原則と内部被ばく防護の3原則 5限 基盤③ 「3. 放射線防護体系」 (飯本武志:東京大学)★オンデマンド講義  放射線被ばくの歴史、最適化のプロセスと課題、 線量制限体系から最新の放射線防護体系へ (動画視聴MEXT-ANEC 「放射線防護体系」 配信利用) 【2日目】 1限 基盤④ 「4. ハザードとリスクの定量化(放射線計測と線量評価)」 (五十嵐悠:東京大学)  放射線(能)の計測手法、環境と個人の線量評価、評価値の信頼性の確保 2限 基盤⑤ 「5. 放射線リスクの評価軸(放射線生物)」(島田義也:環境科学研究所)  疫学、動物実験等に基づく放射線影響の解釈、線量・線量率効果、LNT仮説、 放射線感受性の個人差、バイスタンダー効果、アポトーシス、適応応答 3限 事例① 「6. 東電・福島第一原発事故直後の状況と柏市の対応」(柏市環境政策課)  事故直後の混乱の実態と柏市としての放射線防護に関する行政対応の実際 4限 事例② 「7. 東電・福島第一原発事故直後の状況と福島県の対応」 (鈴木克昌:国立環境研究所(元 福島県庁))  事故直後の混乱の実態と県庁としての放射線防護に関する行政対応の実際 5限 動向① 「8. 環境システム学の視点での放射線リスクの最新知見」(福島県環境創造センター)  福島県環境創造センターにおける最新の研究成果の紹介、今後の課題 【3日目】 1限 動向② 「9. 最先端医療分野での放射線の利用とマネジメント」(藤井博史:日本アイソトープ協会(元 国立がん研究センター東病院))  医療分野での放射線利用、医療分野におけるリスクマネジメント 2限 事例③ 「10. 国内過酷事故における放射線影響の実態」(岩井 敏:東京大学)  JCO臨界事故及び福島第一原発事故を例題とした人体影響と環境影響の見方・考え方 3限 事例④ 「11. クライシスコミュニケーションからリスクコミュニケーションへ」 (廣瀬大輔:日本原燃株式会社(元 東京電力))  福島第一原発事故を例題とした事業者、政府、公衆、報道関係者との相互関係やコミュニケーションの実態と課題 4限 動向③ 「12. 環境再⽣事業等に関連した理解醸成活動での経験」 (万福裕造:農業・食品産業技術総合研究機構)  放射性物質で汚染された環境の修復と関連の取り組みに伴う理解醸成活動の効果検証 5限 演習「13. 合意形成のプロセス」(竹田宜人:北海道大学)  復興再生土壌の利用や最終処分場の選定等を例題として、合意形成のプロセスをワークショップ形式で考える
授業の方法
・対面講義(環境棟4階講義室)。一部オンデマンド講義(初日5限)を併用 ・受講には一部高校物理の知識を要する部分があるが、文系のメンバーも安心して聴講できるよう解説に配慮をする。環境安全マネジメント、特に放射線リスクとその対応に興味をもつ、すべての聴講生を歓迎する。なお、本講座では、日本語での資料を用いて解説し、日本語でディスカッションするので履修者には口頭での日本語コミュニケーション能力を求める。 ★3日目の5限は「総合演習」になり、グループワークを実施します。翻訳機を用いずに、口頭での日本語が理解できるコミュニケーション能力が必須です。
成績評価方法
3日間を通じての全出席を原則とし、 講義のコマごとに義務づけている下記の簡易レポートの内容に基づいて評価します。 ――― 締切(2026年5月15日(金)) 各講義(全13コマ)のそれぞれにつき、以下のテキストフォーマットを用い、 講義で学んだ内容(日本語で100~200字程度)と感想(日本語で100~200字程度)を 自分の言葉で記述すること。 1-1 (学んだこと)日本語で100~200字 (感想)日本語で100~200字程度 1-2 (学んだこと) (感想) 1-3 ・・・ ・・・ ・・・ 3-4 (学んだこと) (感想) 以上
履修上の注意
★定員   なし ★受講資格 特になし(文系の学生も歓迎する)ただし、翻訳機を用いずに、口頭での日本語が理解できるコミュニケーション能力が必要です。 ★毎回の講義(90分程度)前後に、該当回の講義資料を用いた各30分以上の自習での予習(講義の内容を確認し、不明点を明らかにしておくこと)と復習(学んだ内容について確認し、必要に応じて文献等を調査し、各自で理解を深めること)を課します。場所は問いません。
その他
<授業情報> ・対面講義(環境棟4階講義室)。一部オンデマンド講義(初日5限)を併用 ・受講には一部高校物理の知識を要する部分があるが、文系のメンバーも安心して聴講できるよう解説に配慮をする。環境安全マネジメント、特に放射線リスクとその対応に興味をもつ、すべての聴講生を歓迎する。なお、本講座では、日本語での資料を用いて解説し、日本語でディスカッションするので履修者には口頭での日本語コミュニケーション能力を求める。 ★3日目の5限は「総合演習」になり、グループワークを実施します。翻訳機を用いずに、口頭での日本語が理解できるコミュニケーション能力が必須です。