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最終更新日:2024年4月22日

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人類進化学

人類進化学
自然人類学の基礎を学び、生物としてのヒトを理解する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
47140-36J
GFS-IB6A10L2
人類進化学
中山 一大
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
新領域創成科学研究科
授業計画
全8時限で以下の内容について学習する。詳細な時間割等は後日ITC-LMSにて通知する。 1.ヒトとは何か・サル学入門:本講義の導入として、生物としてのヒトについて概説するとともに、現生霊長類の特徴と進化について学習する。 2.ヒトの身体の多様性:ヒトは体型や皮膚色などの様々な形質の多様性を示す。このような多様性の生物学的な意義について学習する。 3.ヒトの”こころ”の特殊性:巨大な脳と複雑な精神活動はヒトの最も際立った特徴の一つである。”こころ”のはたらきに着目してヒトの特殊性を知る。 4.ヒトの生活史の進化:ヒトは、成長、繁殖、老化等の生活史にも他の動物に見られなる特殊性をもつ。これらの多様性が進化の過程で以下に獲得されてきたのかについて学習する。 5.ヒトの遺伝的多様性①:ヒトの遺伝的多様性の特徴について学習するとともに、現代人の遺伝的多様性から過去の進化の歴史を知るための手法を知る。 6.ヒトの遺伝的多様性②:ヒトの遺伝的多様性①の内容を受けて、現代人の疾患を進化の観点から考察する。 7および8.人類の進化史を俯瞰する:ヒトはアフリカの類人猿との共通祖先と、およそ700万年前に分岐したと考えられている。700万年前から現在にいたるまでの、ヒトとその祖先が歩んだ道程を概説する。
授業の方法
対面で講義を実施する。講師が使用するスライドの電子版を授業開始前にITC-LMSで配布する。
成績評価方法
小テスト・レポートで評価する。
教科書
教科書は指定しない。
参考書
人間の本質に迫る科学 自然人類学の挑戦 井原康雄・梅崎昌裕・米田穣 編 東京大学出版会(2021年)
履修上の注意
特になし