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最終更新日:2026年3月16日

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数理科学特別講義II

Clifford-Klein 形の幾何学
非 Riemann な等質空間の Clifford-Klein 形の大域的な幾何学について学ぶ。

等質空間 G/H を G の離散部分群 Γ で割って得られる多様体を Clifford-Klein 形という。良い幾何構造を持つ多様体はしばしば然るべき等質空間の Clifford-Klein 形として書けることが知られている。H が非コンパクトな場合(あるいはほぼ同値だが、G/H が G-不変な Riemann 計量を持たない場合)には、Γ の G/H への作用が固有であるか否かを考える必要があり、Riemann な状況では起こり得なかった様々な現象が発生し、現在でも活発な研究が行われている。

この講義では Lie 群・等質空間の基礎について説明した後に、この分野の最も基本的な結果である小林・Benoist の固有性判定法およびその応用について解説する。時間が許す範囲で、近年の進展についても解説したい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
45901-56
GMA-MA6X03L1
数理科学特別講義II
森田 陽介
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
数理科学研究科
授業計画
以下の事柄について講義する予定である: 1. Lie 群と等質空間 2. 簡約 Lie 群の構造論 3. 等質空間上の固有な作用、特に小林・Benoist の固有性判定法について 4. 固有性判定法の応用 5. コンパクトな Clifford-Klein 形の存在問題 時間が許す範囲で、近年の進展(Anosov 表現との関連、exotic な Clifford-Klein 形、geometric fibration 予想など)についても解説する。
授業の方法
黒板による講義方式
成績評価方法
レポート、出席
履修上の注意
学部3年生までに学んだ内容を身につけていること。