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最終更新日:2026年4月20日
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数学史
中国古代の数学 / Ancient Chinese Mathematics
中国の主に秦漢期の数学について講義する。現在に残る算術書は算表を除けば、北京大学蔵秦簡牘(前216年)が最古のものである。この他にも岳麓書院蔵秦簡『数』(前212年)、張家山漢簡『算数書』(前186年)などが図版として公開されている。これらの算術書が集約されて『九章算術』となり、263年に三国魏の劉徽によって整理され、詳細な注釈が付けられた。その後逸失したが唐代の李淳風によって算経十書に組み入れられ、さらに逸失と発見を経たものが現在に伝わっている。本講義では、これら秦漢期の算術書や算経十書について、その内容と特徴について概観することで、東アジア数学の基礎を理解することを目的とする。数学的には初等的なものであるが、当時の社会的・文化的背景と技術的限界を踏まえた理解を提示し、単なる現代数学への翻訳ではない研究姿勢が身に付くようにしたい。また、秦漢期の出土文献の整理の方法や、中国古代数学に関する研究状況についても触れたい。
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