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最終更新日:2024年4月1日

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複素多様体

亜群のトポロジーの基礎
亜群とくに基本亜群はトポロジーの古い話題であるが、整理して学習することは少ない。
この講義では、亜群について定義からはじめて亜群のトポロジーに関する基本的な事項を学習する。
平坦束のモジュライ空間とくにタイヒミュラー空間などリーマン面の理論への応用を考えながら講義を進める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
45901-10
GMA-MA6713L1
複素多様体
河澄 響矢
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
数理科学研究科
授業計画
1. 亜群の定義 2. 亜群の基礎事項 3. 亜群の生成元と関係式 4. 基本亜群 5. CW複体の基本亜群 6. 局所系 7. 局所系の(コ)ホモロジー 8. 平坦束のモジュライ空間 9. フェンチェル・ニールセン座標 10. 亜群の(コ)ホモロジー 11. 亜群の分類空間 12. タイヒミュラー空間 13. トレミー亜群 14. 森田・ペナー・コサイクルと関連するコサイクル (注意: 1項目1コマというわけではない)
授業の方法
講義による
成績評価方法
課題レポートによる。出席はとらない。
教科書
なし
参考書
亜群の一般論についての主な参考書は Ronald Brown 著「Topology and Groupoids」BookSurge, 2006 刊 著者自身のウェブサイト https://groupoids.org.uk/***** から pdf が取得可能である。 必要に応じて以下も参考にする 今吉洋一・谷口雅彦「タイヒミュラー空間論」日本評論社, 1989年, 2004年 R. C. Penner, Decorated Teichmuller Theory, Eur. Math. Soc., 2012年
履修上の注意
基本群と被覆空間の関係, (胞体近似定理など)CW 複体の基礎事項, 特異(コ)ホモロジー群, リーマン面の一意化定理は既知とする。
その他
授業資料は ITC-LMS で配布する予定。