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最終更新日:2025年4月21日

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医療コミュニケーション学

医療コミュニケーション学
本講義の目的は、医療コミュニケーション(ヘルスコミュニケーション)の理論と実践を体系的に学習することにある。医療コミュニケーション学(ヘルスコミュニケーション学)とは、医療・公衆衛生分野を対象としたコミュニケーション学であり、保健医療専門職間、保健医療専門職と患者・市民間、患者・市民間等における健康や医療に関連した知識や情報などのコミュニケーションを対象とする。本講義では、保健医療・公衆衛生分野における専門職として効果的なコミュニケーションを実践するために必要な、(1)コミュニケーションの基本的な理論、(2)コミュニケーションの具体的な方略やスキル、(3)コミュニケーションの評価・分析方法等を取り扱う。本講義の受講によって、医療コミュニケーションを実践し、改善していくために必要な基礎的な知識を得ることができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
41243123
GME-MW6123L2
医療コミュニケーション学
木内 貴弘
S1
火曜3限、火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
医学系研究科
授業計画
医学部教育研究棟13階のSPH講義室で集合対面型で実施します。 4月5日3限 医療(ヘルス)コミュニケーション学概論 木内貴弘 4月5日4限 ヘルスコミュニケーションの研究 分析方法と実証研究 奥原剛 4月19日3限 よりよい患者・医療者間コミュニケーションに向けて① 賢い患者・市民を育てる取り組み 山口育子(COML) 4月19日4限 メディアコミュニケーションを理解する①:テレビ 藤本洋平(NHK) 4月26日3限 メディアコミュニケーションを理解する②:インターネット 中山和弘(聖路加国際大学) 4月26日4限 政策形成とアドボカシーのコミュニケーション アドボカシーの概念と人材育成 神馬征峰(国際地域保健学) 5月10日3限 よりよい患者・医療者間コミュニケーションに向けて② 外国人患者とのコミュニケーション 大野直子(順天堂大学) 5月10日4限 組織のコミュニケーション コーチング・カウンセリング・メンターリング 榊原圭子(東洋大学) 5月17日3限 行動変容のためのヘルスコミュニケーション 理論と研究、実践 奥原剛 5月17日4限 メディアコミュニケーションを理解する③:新聞 本田麻由美(読売新聞) 5月24日3限 ヘルスコミュニケーションのコンテンツを創る①:映像 エンターテイメント・エデュケーション 加藤美生(帝京大学) 5月24日4限 ヘルスコミュニケーションのコンテンツを創る②:文書 行動変容を促すコミュニケーション 奥原剛 5月31日3限 よりよい患者・医療者間コミュニケーションに向けて③ 実証研究に基づくコミュニケーションの改善 石川ひろの(帝京大学) 5月31日4限 まとめ:グループ討論と総合討論 木内貴弘、奥原剛、岡田宏子、後藤英子
授業の方法
各回1テーマの講義を原則とするが、ワークを行うことがある。
成績評価方法
講義への出席(30%)、レポート(70%)による。
教科書
石川ひろの 著. 保健医療専門職のためのヘルスコミュニケーション学入門. 大修館書店. 2020
参考書
・奥原剛 著. 実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーション. 大修館書店. 2021 ・Athena du Pre. Communicating About Health: Current Issues and Perspectives. 5th ed. Oxford University Press. 2016 ・Philip Kotler, Nancy R. Lee. Social Marketing: Influencing Behaviors for Good. Saga Publications 2019.
履修上の注意
医療コミュニケーション学演習の前に受講することが望ましい。健康社会学、健康教育学、等と関連する。
その他
医学部教育研究棟13階のSPH講義室で集合対面型で実施します。