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最終更新日:2026年10月16日

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全学体験ゼミナール (オホーツクの自然と文化遺産に学ぶ/Fieldwork on Cultural and Natural Heritage in Okhotsk region)

オホーツクの自然と文化遺産に学ぶ/Fieldwork on Cultural and Natural Heritage in Okhotsk region
【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。

 南北に長く連なる日本列島では、地域ごとの気候環境に応じた生活様式が生まれ、また隣接大陸の諸文化との影響関係もあいまって、多様な歴史を歩んできました。北海道のオホーツク海沿岸地域はそうした特徴が顕著な地域の一つです。一年を通じて乾燥傾向にあり、冬季は寒さの厳しい地域です。北東からの強い季節風は沿岸にそって砂丘を発達させ、真冬には流氷を吹き寄せることでも有名です。ただし、冬には氷に閉ざされるこの土地も、アザラシやトドといった海獣類にとっては豊かな恵みの海でもあり、人々にこの地方特有の生活の糧をもたらしてきました。
 こうした独特の環境を背景に、オホーツク海沿岸地域では古くから独自性の高い物質文化・精神文化が発達してきました。本ゼミでは、オホーツク海沿岸地域の歴史を長く研究してきた人文社会系研究科附属北海文化研究常呂実習施設を拠点に、オホーツクの自然とそれが育んできた文化、それらの相互関係を、文化遺産を通じて学びます。具体的には、座学とエクスカーションを通じてオホーツク地域の地形景観、植物相、動物相を理解してもらいます。そのうえで、こうした自然を舞台として育まれた人類文化を、生業や居住のあり方、社会や精神文化のあり方に着目しながら、実際の出土遺物や遺跡現地の見学を通じて探究します。これらの理解を通じて、人と自然の歴史的関係を体験的に学び、日本列島の多様な地域文化とそれが育まれるメカニズムについて、オホーツク地域をフィールドに自らの体験を通じて考えてもらうことを目指します。
 このオホーツク地域を代表する遺跡に、史跡・常呂遺跡があります。常呂実習施設が中心となって調査を進めてきた遺跡で、縄文文化から擦文文化・オホーツク文化にかけての2,000を超える竪穴住居跡が砂丘上の林の中にいまも窪みとして残る姿は壮観です。国の史跡として現在整備が進む史跡・常呂遺跡をケーススタディとして、文化遺産の保護についても学びます。
 文化遺産は化石化した歴史ではありません。文化遺産を通じて人と自然の相互作用を読み解くことができ、そこから現在や未来を照らす多くの示唆を得ることができます。オホーツク地域を舞台に、文化遺産の今日的解読に取り組んでみましょう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
40313
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (オホーツクの自然と文化遺産に学ぶ/Fieldwork on Cultural and Natural Heritage in Okhotsk region)
森先 一貴
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
【4月22日更新】  6月8日 ガイダンス(オンライン、12:30〜13:00)  9月16日 女満別空港到着ロビー集合・常呂実習施設に移動      座学「北海道とオホーツクの自然と文化遺産」  9月17日 エクスカーション「オホーツクの自然と歴史」  9月18日 エクスカーション「東京大学と常呂の文化遺産」  9月19日 総括(座学)とレポート作成、女満別空港にて解散 ※航空機の空席状況等により若干の日程変更がありうる。
授業の方法
本ゼミナールは1回のガイダンスと北海道北見市周辺における4日間の対面講義及びエクスカーション、レポート作成からなり、これら全てに参加可能な学生を対象とします。座学は常呂実習施設にておこない、エクスカーションは教員引率のもと公用車にて遺跡現地や博物館等展示施設を巡ります。宿泊及び食事は常呂実習施設の学生宿舎を利用します。
成績評価方法
受講態度(50%)及び最終日のレポート(50%)により評価。
履修上の注意
【4月22日更新】 ・履修希望者はまず2026年6月6日(水)17時までに担当教員にメールで受講希望を伝えてください。履修ガイダンスのURLをメール返信で送付しますので、ガイダンス(2026年6月8日(月)12:30〜13:00)に必ず出席してください。 ・ガイダンス終了後〜6月11日17時までを受講申し込みの受付期間とします。申し込みはUTOLの「教材」で配布するエントリーシートに必要事項を記入し、UTOLの「課題」の「エントリーシート」にアップロードすることで受け付けます。 ・現地学生宿舎の収容人数等の関係から、受講定員は8名です。定員を超える希望があった場合は、エントリーシートの記載内容に基づいて選抜します。 ・受講者は6月12日(火)17時までに決定の上、UTOLの「お知らせ」にて学籍番号で通知するので、受講が決まった方は履修登録等を遺漏なく行なってください。 ・本ゼミは女満別空港現地集合・現地解散です。女満別空港までの航空料金など現地までの交通費、施設見学料、食費は自己負担となります。具体的な金額はガイダンスで説明します。 ・持参品はガイダンスで説明します。なお、エクスカーションでは見学地にて軽い山歩きをおこなう場合があります。野外活動に備えて念の為カッパなどの雨具を持参してください。また歩きやすく汚れても良い靴で参加してください。