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最終更新日:2025年4月21日
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全学体験ゼミナール (東大の別荘「癒しの森」で心も体もリフレッシュA gateway to self-care in a stressful society: on the campuses and a university forest (iyashinomori))
東大の別荘「癒しの森」で心も体もリフレッシュ
A gateway to self-care in a stressful society: on the campuses and a university forest (iyashinomori)
【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。
現代社会において、職場等におけるストレス対策は極めて重大な課題となっている。厚生労働省によれば、強いストレスを感じている労働者は6割にのぼる。メンタルヘルスに不調をきたし休職や離職を余儀なくされる例、新卒就業者が早期に離職する例が多く報告されている。このようなストレス問題は労働者に限ったものではなく、キャンパス内においても無視はできない。東京大学においても、多くの学生が日常的に不安や悩みを抱えており、メンタルヘルスに問題を抱える学生が少なくないことが報告されている。
このような問題を克服するには、ストレスを生みにくい社会づくりを目指すと同時に、個人のストレス対処能力を高めることも重要である。個人がストレスに対処する上で必要とされる能力として、自らの異変に早く気付けること、そしてそれへの自分なりの解決方法を実行できること、が指摘されている。このような自己対処をセルフケアというが、これはキャンパスライフをより豊かに送るために、また卒業後の人生においても重要な能力となる。
本講義は、各人のセルフケアの能力向上の支援することを目的に、メンタルヘルスに関わる基礎的知識・応用事例について講義し、体験を通じて身近な環境を活用したセルフケアの可能性を学ぶことを目標とする。
本講義は、大学院農学生命科学研究科附属演習林富士癒しの森研究所(山梨県山中湖村)が中心となって企画する科目である。富士癒しの森研究所は、2011年より「癒し」を軸に森林環境を社会に活かす実践的研究として「癒しの森プロジェクト」に取り組んできた。2021年度からは、「続・癒しの森プロジェクト」として学内での連携強化を掲げており、本講義はその一環として、医学部附属病院の教員の協力を得て講義を構成する。
富士癒しの森研究所を拠点とした現地講義は2泊3日を予定している。研究所内に立地する東京大学山中寮内藤セミナーハウスは、東京大学の構成員は誰もが利用することができる。本講義を通じて、自然環境や東京大学の施設をフルに活用したセルフケアの可能性を体験していただきたい。
※受講可能人数:野外実習での安全管理のため40名までとする。受講希望者がこれを上回る場合は抽選を行う。
※ガイダンス:6月5日(木)5限に第1回講義とともに行う。
※駒場キャンパスにおける事前講義:9月8日(月)に2コマ実施する。具体的な時間、講義室は受講者に直接連絡する。
※現地講義開講期間:9月9日(火)に東京での現地講義を実施したのち、富士癒しの森研究所(山中寮)に移動する。9月10日(水)の終日、富士癒しの森研究所での現地講義を行う。9月11日(木)に東京に移動し、東京での現地講義を行う。
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※このゼミは4月10日(木)18:45~20:00にZoomで行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。
ZoomのURLは後日周知いたします。
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