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最終更新日:2026年10月16日

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全学体験ゼミナール (続伊豆に学ぶ 伝統工芸を守ることから考えるS_1奥出雲の地で玉鋼を作るたたら製鉄体験から私たちは何を考えるか)

続伊豆に学ぶ 伝統工芸を守ることから考えるS_1 奥出雲の地で玉鋼を作るたたら製鉄体験から私たちは何を考えるか
【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。

【注意】本ゼミはたたら製鉄・刀剣の里である岡山県・島根県を訪ねます。たたら体験を基に考察するゼミですので、リモート受講はできません。

 伝統工芸の価値とはいったいどの様なものでしょう。美術的な価値でしょうか、あるいは希少性に由来する類の価値でしょうか。
このゼミでは、長い歴史の中で培われてきた土地土地での人の営みを顧みたり、人がどの様に自然に向き合い活用してきたかを今に伝えたりする価値(≒意義)があると考えています。手に入れられるモノが、質・量ともに少なかった中で、使えるものを徹底的に工夫して、最大限に活用する(素材のところを最大限に引き出す)技が蓄積していったのでしょう。技が受け継がれ、その技の対象と成るモノがしっかりと供給されて、初めて伝統工芸が守られることになります。それらがしっかりと守られることによって、現代社会が見落としがちのことに意識を向ける絶好の仕掛けとして機能するのではないかと期待します。

このゼミは冬に開講する体験ゼミ「続伊豆に学ぶ 伝統工芸を守る炭焼きから考える」に繋がります。冬のゼミでは長船刀剣の里で玉鋼が古式鍛錬によって日本刀に鍛えられていく様子を見学します。この夏のゼミでは、日本刀の原料である玉鋼を生産するたたら製鉄を体験してもらいます。

以前、伊豆の体験ゼミで竹炭焼きをした学生から、どうしてわざわざ炭にするのか分からないという素朴な疑問が発せられたことがあります。そういった方には、もう少し自分の頭で考える習慣を持ちましょうとアドバイスをしました。すぐに答えをスマホに求めたり、教員などに求めないで、自分の頭を駆使して考えを巡らせて欲しいと思います。
現代人はスマホで何でも検索して、そこに書いてあることを見て満足してしまう。

本ゼミ中はスマホで調べることは禁止することにします。
小学生じゃあるまいし、スマホ禁止?と思いますよね。
「どういうこと?」、「なぜ?」という疑問に自分の頭を向かわせる、自分一人で分からなくても、仲間と議論してみましょう。これまで身につけてきた断片的な知識を集合すると考察できるかもしれない。スマホがあると、そういうことの妨げになってしまうのです。
(帰りの電車の乗り換え案内などは、自分の頭で考える事案ではないので例外扱いとします)

そして、自分は何を感じただろう、何を考えただろうということを言語化し、それを仲間と共有して交流します。
一人では到達できないところまで、仲間を得れば行けるかも知れない。
そういう体験ができた時、あなたは学ぶ幸せを思わずにはいられないはずです。

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※この授業は4月8日(水)18:45~20:00にZoomで行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。
 ZoomのURLは後日、UTASの掲示板と農学部HPにて周知いたします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
40301
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (続伊豆に学ぶ 伝統工芸を守ることから考えるS_1奥出雲の地で玉鋼を作るたたら製鉄体験から私たちは何を考えるか)
鴨田 重裕
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
※スケジュール概要 ①駒場対面ガイダンス:5/27(水) 6限(教室は「集中講義の場合の実施日程」欄参照) ②伊豆ゼミ・秩父ゼミ・ふらのゼミと合同の事前講義:7/8(水) 6限(教室は「集中講義の場合の実施日程」欄参照) ③岡山・奥出雲:8/16-8/21 ④レポート提出:9/4 15時 ⑤事後講義9/9(水)2限 駒場キャンパス(ふらのゼミと合同)(教室は「集中講義の場合の実施日程」欄参照)  日中、体験アクティビティに参加してもらい、晩に一日を皆で振り返ります。 それがこのゼミのキモで、ゼミの成否が決まります。そこで②事前講義ではその準備をします  本ゼミの一番の売りは、体験のリアルさです。フェイクな「体験」ではなく、実物・実際の「体験」から、あなたは一体何を感じ、何を思うでしょう。本ゼミの最重要はそこにあります。 8/16:翌17日7時に美咲町江与味に集合するため、前泊が必要(ホテル泊) 8/17:江与味製炭所に朝7時集合 午前:たたら製鉄に必要な炭の積み込み+炭焼き作業の一部分を体験 午後:奥出雲に向け出発(民宿泊) 8/18:鳥上木炭銑工場にて国選定保存技術保持者からたたらについて説明してもらう 午前:たたら準備(下灰づくり) 午後:たたら準備(窯土ねり)(民宿泊) 8/19 午前:たたら準備(炉製作・炭切り) 午後:たたら準備(炉製作、炉乾燥、炭切り)(民宿泊) 8/20 午前:たたら本操業(木炭と砂鉄入れ、ノロだし、送風) 午後:たたら本操業(ケラだし)(民宿泊) 8/21:鳥上木炭銑工場の研修室にて総括  私たちの活動を支えてくださる地域の皆さまの話に耳を傾けてましょう。伝統工芸を守る方の生の声を聴くことは、普段の生活ではほとんどありません。皆さん、気さくな方ばかりですし、また、東大生の活動にご理解をいただいておりますので、学生の皆さんがしっかりと伺いたいという態度を示せば、必ず応えてくださいます。   一日の活動を終え、夕食と入浴を済ませたあとは、 いよいよ一日を振り返る自主研修の時間です。 ・どういう体験であったのか ・何を感じたか ・何を考えたか ・自分にとってどのような意味を持つだろうか これらの振り返りをおこない、仲間うちで共有し、議論しよう <申込み方法> 申し込み方法 受講希望者は履修登録とは別にe-メールによる申し込みが必要です。 提出先:メールアドレス欄を参照 件名は「たたらゼミ」として、e-メール本文に①氏名②志望理由を記してください。 ②志望理由には、「授業の目標、概要」を読んだ上でこのゼミで何を学びたいか、このゼミに何を期待するかを記してください(これはゼミ本番前の準備運動になります)。 ③「ゼミ申込みフォーム」(エクセルファイル)を「鴨田が主宰するゼミの掲示板」からダウンロードし、必要事項(黄色い欄)を入力してください。書類はエクセルファイルのままe-メールに添付して上記アドレス宛にお申し込みください。 【鴨田が主宰するゼミの掲示板】 「その他/Others」欄に、「鴨田が主宰するゼミの掲示板」のURLがあります。 「ゼミ申込みフォーム」のダウンロードはこちらから。 また、シラバス情報の他に追加の情報(追加のガイダンス情報や追加募集など)がある場合はこの掲示板に情報を上げます。必要な方はご確認ください。 なお、本掲示板へのアクセスは東大アカウントに制限されます。 申し込み締切は6/2、受講の可否は6/9までに連絡します。 6/10朝になっても返信がない場合や、不明な点がある場合は、下記までお問い合わせください。募集定員:6名 ※定員に余裕がある場合は5月末に追加募集の案内をすることがあります。「履修上の注意」の欄の掲示板をご覧ください。
授業の方法
本ゼミでは、駒場キャンパスでの事前講義(ガイダンス)、岡山県・島根県での現地講義、駒場キャンパスでの事後講義を行います。 このゼミでは人類の文明・文化に大きな意味をもった木炭や鉄と向き合います。たたら製鉄などという生涯で最初で最後の珍しい体験にただ単に参加するということではなく、かつて人間がどの様にして鉄を手に入れたのか、そこからどの様な変化が起こったのかなどなどを思いながら、一連の体験と向き合ってみましょう。 このゼミでは、受講生一人一人がどの様に意識を働かせるかという辺りが最も重要になります。ゼミ中はのべつ幕なく説明するということはしませんが、職員が説明していない時間は何をしても構わないという時間ではありません。ご自身が学びの主体となることを意識して過ごしていただきたいと思っています。 車での移動の時間も、睡眠したりスマホをいじったりする時間ではなく、たたら製鉄や刀剣の里の雰囲気を感じ取ろうと外の様子を観察したり、観察したことや体験したことを振り返る時間にご活用いただきたいと思います。 東京を離れ、秩父の土地に来てみれば、普段見慣れた景色とは異なる景色が広がっていることでしょう。 本ゼミでは、学生が主体となって、自由な「学びの場」を実現することを大切にしたいと思っています。 東京大学は総合大学ですので、色々な背景を持つ学生さんが参加することになります。 ゼミにしっかりと向き合うことを通して、学生間の交流を深めると、とても面白い学びが展開するものです。与えられる学びではなく、自分たちが見つける学びを一緒に追求したいと考えています。 自由に、そしてそれぞれの自主を尊重して一緒に学んでみませんか 私たちの活動を支えてくださる地域の皆さまの話に耳を傾けましょう。伝統工芸を守る方の生の声を聴くことは、普段の生活ではほとんどありません。皆さん、気さくな方ばかりですし、また、東大生の活動にご理解をいただいておりますので、学生の皆さんがしっかりと伺いたいという態度を示せば、必ず応えてくださいます。   一日の活動を終え、夕食と入浴を済ませたあとは、 いよいよ一日を振り返る自主研修の時間です。 ・どういう体験であったのか ・何を感じたか ・何を考えたか ・自分にとってどのような意味を持つだろうか これらの振り返りをおこない、仲間うちで共有し、議論しよう この様な活動をするのが、体験ゼミの最も有意義な過ごし方ということになります。
成績評価方法
積極的に活動に取組む姿勢を最重視する。 加えて事後レポートの内容で評価する。 本ゼミは40301「続伊豆に学ぶ 伝統工芸たたら製鉄体験から考える1」と40302「続伊豆に学ぶ 伝統工芸たたら製鉄体験から考える2」で構成され、それぞれが1単位および2単位で、合計3単位を取得できます。 ただし、受講すれば自動的に3単位がつくのではなく、取り組みやレポートの評価によって1単位0単位もあり得ることをご承知ください。レポートの質も問います。「他ではできない貴重な体験ができました」的なことしか書かれていないレポートは、大学講義のレポートとは認められません。
履修上の注意
体験ゼミの意義や「学び」の本質について熟考し、同じ思いでいる学生同士でまじめに議論していただきたい。 ですので、まじめに語ろうとしている学生を茶化すような参加態度は認めません。 【履修上の注意】 本ゼミはオンライン受講できません。 対面授業(実習)に参加可能な学生のみに履修を制限します。 なお、履修登録とは別にメールによる申し込みが必要です。 40301「続伊豆に学ぶ 伝統工芸たたら製鉄体験から考える1」(1単位) 40302「続伊豆に学ぶ 伝統工芸たたら製鉄体験から考える2」(2単位) この2つの履修登録をしてください。S1とS2を合わせて3単位になります。 しっかりとアクティビティに参加し、しっかりと振り返り、質の高いレポートを提出していただくと合計3単位を取得できます。体験はしっかりできたが、レポートが未提出だったり感想文の域を出ないものだったりした場合には、3単位つかないことになります。 たたら製鉄体験をお世話いただく方々へ礼を欠いたり、現地での体験にしっかりと向き合うレポートになっていなかったり、提出が提出されなかったりする場合には単位が付きません。 また、人並みの協調性が必要です。たたら製鉄の作業は皆さんが協力して作業を中断させることなく取り組むことが特に重要なので、ことさらに協調性を言わせてもらいます。 自分勝手な言動が習慣的である方は、履修に不向きです。そういう嫌いがあるなぁと自己分析できている方は、自分勝手を押さえる覚悟を持って本ゼミに臨んでいただきたいです。 相互の信頼関係を構築して、気持ちよくゼミの時間を楽しく過ごしましょう。 ゼミではお一人お一人の人格とそれぞれの自由と自主を大切にしますが、自由自主と自分勝手は全く別物です。 安全への配慮に関しては、教員の指示に従って行動することを受講の条件とします。 【服装・持ち物】 ・炭や火を扱うので、汚れたり火の粉で焦げたりします。それらが気にならない服を用意してください。綿製品が穴が開きにくいです。作業着は毎日変える必要はないですが、替えが一組あるとよい。 ・着替え ・筆記具
その他
【鴨田が主宰するゼミの掲示板】 https://docs.google.com/***** 「ゼミ申込みフォーム」のダウンロードはこちらから。 また、シラバス情報の他に追加の情報(追加のガイダンス情報や追加募集など)がある場合はこの掲示板に情報を上げます。必要な方はご確認ください。 なお、本掲示板へのアクセスは東大アカウントに制限されます。