学部前期課程
HOME 学部前期課程 全学自由研究ゼミナール (環境浄化・保全の微生物学)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

全学自由研究ゼミナール (環境浄化・保全の微生物学)

環境浄化・保全の微生物学
我々は豊かな生活を享受して、現代の生活を謳歌しているが、その裏側では燃料、溶剤、農薬などの様々な化成品が毒性物質として環境を汚染し、我々自身や野生動植物を含むエコシステム自体の劣化を招いている。このような環境汚染問題は年々深刻さを増しており、早急な対策が求められるのは言うまでもない。難分解性で毒性のある有機物による環境汚染の浄化においては、物理・化学的な処理に加えて、微生物を用いた環境浄化手法(バイオレメディエーション)も有効な選択肢の一つとなりうる。また身近な分野では、我々の家庭や工場などから排出される有機系排水の処理でも、微生物による排水処理がメインの処理技術として長く利用されている。
このように、環境・エコシステムを守るために目に見えない微生物の力は、実際に利用されている。この全学自由ゼミナールでは、環境分野における微生物利用の実際を紹介する講義と、環境浄化の専門家の話を聞いた後に、微生物利用が鍵となる環境問題を選択してもらい、調べた結果の発表や教員との議論を通じて問題解決の方策を練り上げてもらう。その間に、化学物質管理の専門家の話を聞く機会も提供し、汚染する物質とその対策についての基本的な考え方を学んでもらう。これらの過程を通して、環境分野での微生物利用についての現状を理解してもらうと共に、方策を議論するプロセスを見ることで技術・社会・コストなど環境問題を幅広く捉える視点を醸成することを目的とする。

―――――――――――――――――――――――――――――
※この授業は4月8日(水)18:45~20:00にZoomで行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。
 ZoomのURLは後日、UTASの掲示板と農学部HPにて周知いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
40294
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (環境浄化・保全の微生物学)
野尻 秀昭
S2
水曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
(1)第1回(6月10日)講義概要の説明(ガイダンス) (2)第2回(6月17日)環境浄化についての専門家の話 (3)第3回(6月24日)各自の課題設定の発表と、各課題での問題点の討論 (4)第4回(7月1日)リサーチ結果の発表と討議 (5)第5回(7月8日)化学物質管理についての専門家の話 (6)第6回(7月15日)問題点の討論と対策立案(教員との討議含む) (7)第7回(7月22日)発表会と教員による講評
授業の方法
第1回目はガイダンスの意味を含めた、背景となる環境分野での微生物利用に関する講義を行う。第2回に汚染土壌がどう処理されているのかについて専門家の話を聞く。専門家には、浄化手法全般についての話や、社会とのリスクコミュニケーションなど、技術だけではない背景となる事象についても情報提供してもらう予定である。その後、この全学自由ゼミナールを通して各自が取り組む環境汚染問題を設定し、それ以降は問題への対策を立案するための情報の学生によるリサーチ・全員での討議を繰り返す。なお、第5回の講義で、化学物質管理はどう行われているのかについて制度や制度設計の仕組みについても学んでもらう。最終日には、策定した方策を発表してもらい、参加者全員で内容を議論することで相互に評価すると共に、理解を深める。 なお、上記のような形態の双方向授業を考えているため、一つの課題を数名の学生で担当してもらうなど、履修者数に応じてグループ分けを行う可能性がある。
成績評価方法
各回の参加・議論への参加の様子と、最終日での発表によって成績を判定する。
履修上の注意
毎回参加すること。ただし、体調不良などの場合は、予め野尻*****)まで連絡し指示をうけること(UTOLを通した連絡でも良い)。
その他
なし