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最終更新日:2025年4月21日

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大学におけるイノベーションと社会実装

本講義では、「いかに大学で得られた研究成果を社会還元していくか」をテーマに、社会実装を目指す基礎研究者、企業創薬経験者、ベンチャー企業で働く方、ベンチャーキャピタリスト、コンサルテイング企業で働く方、東京大学TLOの方、弁理士、行政関係者など、様々な関係者を招き、それぞれの活動や今後の展望について紹介していただく。特にライフサイエンスに関わる様々な職業を受講者に知ってもらい、学生の研究やその社会実装尾、ベンチャー化などに対する志向を上げるきっかけを提供する。
基礎研究で得られた成果を社会実装する上で、知っておくべき大学や社会の仕組み、その中で見えてくる課題やその解決方法などについて考えるきっかけを持つ。バイオに関連する様々な業種について知る。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3912182
大学におけるイノベーションと社会実装
村田 幸久
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
場所:農学部フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール 1.9月2日月曜日 3ー5限 大学の基礎研究から知財取得、事業化へ向けた産学連携などの活動紹介と、その中で見える課題について紹介し、議論する。 2.9月3日火曜日 3ー5限 製薬、バイオベンチャー、ベンチャーキャピタリスト、行政の取組についての現状紹介と課題について紹介し、議論する。 以下日程詳細 〇9月2日(月) 13:00〜13:25産学連携で未来を変える〜知財の発見と社会実装〜 村田幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授) 湯浅智之( 株式会社リヴァンプ代表取締役社長) 13:25〜14:25大学における産学連携のシーズ ①先端技術を活用し、動物実験プロセスの革新へ ②抗アレルギー性生理活性脂質の発見と創薬への挑戦 村田幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授) 小林幸司 (東京大学大学院農学生命科学研究科 特任講師) 14:40〜15:30大学における産学連携のシーズ ③バイオマスを活用した循環型社会創造への取り組み 五十嵐圭日子(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授) 15:30〜16:10産学連携における知財と特許の重要性 樋口洋 (Allegro IP Law Firm 代表社員) 16:20〜17:00大学の知財を社会へ〜東京大学TLOの役割〜 本多聡(株式会社東京大学TLO 国際認定技術移転プロフェッショナル(RTTP)) 17:00〜18:00スタートアップの資金調達とベンチャーキャピタル 大森啓介(みずほキャピタル株式会社) 栗原哲也(ベンチャーキャピタリスト) 〇9月3日(火) 13:00〜13:40社会実装事例① エアロネクスト社におけるドローンの社会実装と特許戦略 田路圭輔(株式会社エアロネクスト 代表取締役社長) 13:40〜14:20社会実装事例②  画像解析によるライフサイエンス変革への挑戦 河合宏紀(エルピクセル株式会社 研究開発本部 サイエンスGr. グループリーダー) 休憩 14:35〜15:15社会実装事例③ 高機能ソイル技術を活用した宇宙農業実現への取り組み 西田宏平(株式会社TOWING 代表取締役社長) 15:15〜15:55社会実装事例④ 細胞制御で難病克服を目指す 團野 宏樹(株式会社ナレッジパレット代表取締役 CEO) 15:55〜16:35社会実装実例⑤ 製薬業界の変化とCROの挑戦 創薬プロセスを加速する仕組みづくり 後藤雅将(Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 統合トランスレーショナル研究部門ヘッド) 休憩 16:45〜18:00パネルディスカッション 日本における未来のイノベーション 五十嵐圭日子(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授) 橋田和明(HASHI inc. クリエイティブディレクター) 村田幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授) 安田洋祐(大阪大学大学院経済学研究科 教授) 鈴木馨祐(自由民主党 衆議院議員) 湯浅智之(株式会社リヴァンプ 代表取締役社長)
授業の方法
基本対面で行う。受講者数が多い場合は一部オンラインにする可能性がある。一部の講師はオンラインで参加し、講義する。
成績評価方法
出席を考慮したうえで、最終講義後に課題(レポート)をだして評価する。
教科書
なし
参考書
なし
履修上の注意
企業に勤める社会人、もしくは就労経験のある15名の講師が分担して講義を行う。
その他
https://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/*****