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最終更新日:2026年9月17日
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生物多様性科学総論
1)適応進化と種分化の生態遺伝学(北野潤・国立遺伝研究所)
2)都市生態系における進化生物学・生態学の応用(瀧本岳)
1)野外で多様な生物を観察すると、「この形質の違いはどのように生じたのだろうか」「これらは別種なのか、それとも同一種なのか」「なぜオスとメスはこれほど異なるのか」といった疑問が自然に生じるであろう。本講義では、こうした素朴な問いを出発点として、生態遺伝学および生態ゲノム学の視点から、科学的に検証可能な研究課題へと展開するための考え方と手法を学ぶ。具体的には、野生生物における適応進化、種分化、性差の進化の生態機構と遺伝機構を対象とする。これらの現象を解明するために必要な基礎理論と研究手法について体系的に解説するとともに、最新のゲノム解析技術を用いた研究に至るまで、幅広い知見を紹介する。本講義を通じて、生物多様性の進化について生態遺伝学の観点から理解するための基礎知識と思考力を身につけることを目標とする。
2)進化は私たちのごく身近な場所においてリアルタイムで展開しており、都市はその新たな生態学的舞台となっている。人類と他の生物種が新たな形での協調を通じて共有の未来に向けて進化し続けられる都市生態系のビジョンが必要とされている。この授業では、『Cities for a Shared Planet』(Marina Alberti著)の輪読を通じて、進化生物学や生態学などの知見を応用し進化プロセスを考慮した都市生態系のデザインについて学ぶ。
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