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最終更新日:2024年10月18日

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生物多様性科学総論

1)気候変動時代の生態学(竹内やよい・国立環境科学研究所) 2)気候変動と生物多様性にかかわる諸問題(瀧本岳)
気候変動影響の顕在化、自然災害の激甚化・頻発化、COVID-19の世界的流行などの問題は、生態系の劣化や生物多様性の損失が要因であること、社会経済にも多大な損害を与える大きなリスクであることが、国際社会の共通の認識となりつつある。そのような状況を反映し、陸域生態系の多面的な機能を活用することで、低いコストで環境・社会・経済に便益をもたらし、社会が抱える複数の課題の解決に貢献する「自然を基盤とした解決策」という新しい概念に大きな期待が寄せられている。本講義では、気候変動時代における「自然を基盤とした解決策」の実践に向けた生態学研究の方向づけに向けて、陸域生態系の活用に対する社会的なニーズの現状を概観する。その上で、「自然を基盤とした解決策」の鍵となる陸域生態系の生物多様性や生態系機能に関する知見を整理して課題を抽出し、これらを踏まえて今後の生態学研究の方向性を議論する。気候変動に代表される不確実性の高い環境下で、効果的な「自然を基盤とした解決策」の実施には、その科学的基盤となる生態学の知見とツールは不可欠であり、またその実装を通じた社会変革への道筋においても生態学の貢献が期待されている。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3911103
GAG-FS6K02L1
生物多様性科学総論
宮下 直
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
1)気候変動時代の生態学(竹内やよい・国立環境科学研究所) 11月12日(火)9:00-16:00・17:00-18:00(公開ゼミ:自由参加) 場所:フードサイエンス棟1階 講義室 2)気候変動と生物多様性にかかわる諸問題(瀧本岳) 11月25日(月)9:00-12:00 11月27日(水)9:00-12:00 場所:農学部7号館A棟1階 104/105号室
授業の方法
1)気候変動時代の生態学(竹内やよい・国立環境科学研究所) 通常の講義形式で行う。 2)気候変動と生物多様性にかかわる諸問題(瀧本岳) 1回目に問題設定に関する議論を行い、2回目で文献調査をもとにまとめたプレゼンを行う。
成績評価方法
簡単な課題を課す。
教科書
なし
参考書
なし
履修上の注意
上記の1)と2)の双方に出席することを単位付与の前提とする。 ★履修希望者は、必ず9月30日までに下記メールアドレスまで連絡してください。
その他
なし