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最終更新日:2026年9月17日

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醗酵微生物学

微生物とは、カビ・酵母・細菌・ウイルスなど、その本体を肉眼で認められない微細な生物の総称である。微生物はそれ自体が無限に近い多様性を持ち、また無限に近い種類の無機・有機化合物の生産・代謝にかかわっている。醗酵とは、この微生物の働きによって、人類にとって有益なものを作ることである。微生物の科学的な理解に基づいて、アミノ酸・核酸・ビタミンから各種の酵素・生物活性物質が生産されるようになった。わが国の農芸化学の微生物学は、これらの探索系の構築、生産性の改善、作用機構の解明などの過程で、基礎研究と応用研究の密接不可分の関係を認めてきた。遺伝学・酵素学・生理学・生化学・分子生物学・細胞生物学などと広範な重なりをもつこのバイオテクノロジー領域の講義名に、「醗酵微生物学」の名称が受け継がれている。本講義では、このような微生物バイオテクノロジーの重要さを広く深く学習する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3908102
GAG-BT6B01L1
醗酵微生物学
大西 康夫
S1
火曜2限、木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
オムニバス形式で、毎回ひとつのテーマを中心に講義する。 微生物バイオテクノロジーに関連した各最先端分野の最新の知識を、本学教員だけでなく、学外の大学および企業の研究者にも講義していただく。 4月 7日(火)「ポストゲノム時代における二次代謝産物生合成研究」 勝山 陽平(醗酵学研究室・准教授) 4月 9日(木)「非フッ素撥剤の探索に向けた各種微生物の撥水・耐油性の解析」 原 啓文(微生物エコテクノロジー社会連携講座・特任教授) 4月14日(火)「希少放線菌の形態分化に関わる遺伝子の同定と機能解析」 手塚 武揚(微生物エコテクノロジー社会連携講座・特任講師) 4月16日(木)「バクテリアが形成するコミュニティの時空間オミクス解析」 納庄 一樹(醗酵学研究室・助教) 4月21日(火)「出芽酵母における小胞輸送と細胞壁合成のメカニズム」 野田 陽一(酵母発酵学社会連携研究部門・特任准教授) 4月23日(木)「脂質シグナル分子産生酵素・ホスホリパーゼの多様な性質と生理機能」 有岡 学(微生物学研究室・准教授) 4月28日(火)「細胞運動のモデル真核微生物:細胞性粘菌」 足立 博之(分子生命工学研究室・准教授) 5月12日(火)「生ビール製造における微生物品質保証技術の開発」 鈴木 康司(アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社) 5月14日(木)「酒を科学し、発酵をデザインする ~微生物が創る味と香り~」 堤 浩子(月桂冠株式会社) 5月19日(火)「研究室から社会へ:微生物とともにつくる産業用酵素の価値創出」 石原 聡(天野エンザイム株式会社) 5月21日(木)「ディープテック発酵スタートアップのつくり方」 佐賀 清崇(Agro Ludens 株式会社) 5月26日(火)「企業における乳酸菌研究とその産業応用」 山本 恵理(株式会社 明治) 5月28日(木)「微生物細胞が生きる『共通の』枠組みを探る」 田中 寛(東京科学大学総合研究院 化学生命科学研究所)
授業の方法
講義の最後に必ず質疑応答の時間を設ける。
成績評価方法
出席と毎回の授業内容に関するミニレポート(A4用紙1枚程度。講義日の24時締切。ITC-LMS経由で提出を予定。)により評価する。
履修上の注意
出席を重視しているため、遅刻の場合は出席点を減点する。講義の最初からしっかり出席していただきたい。