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最終更新日:2024年4月22日

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バイオマス化学特別講義II

バイオマス化学特別講義Ⅱ
本講義では、高分子成形加工の基礎について、その歴史、技術背景、様々な加工方法の原理について解説する。さらに、高分子材料、高分子複合材料の様々な最新加工技術とその加工特性について述べるとともに、加工プロセスから形成される高次構造形成や物性発現について論究する。本講義を通じて、高分子材料の溶融特性、成形加工性、得られた製品の高次構造と各工学物性の相関について理解するとともに、最新の加工技術や今後の高分子材料を用いた「ものづくり」技術や、その高付加価値製品と高分子デバイスなどへの応用について知識を広め,高分子に機能性を付与する方法や身の回りの材料について知識を蓄える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3907132
GAG-BM6C08L2
バイオマス化学特別講義II
非常勤講師
S2
集中
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講義使用言語
日本語、英語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
本講義では、高分子成形加工の基礎について、その歴史、技術背景、様々な加工方法の原理について解説する(射出成形/押出成形/溶融紡糸/フィルム成形/反応成形 等)。高分子材料、高分子ブレンド材料、高分子複合材料等を用いた、様々な最新加工技術とその加工特性について述べる。特に、溶融混練による新たなポリマーアロイや複合材料の作製について、さらに、加工プロセスから形成される高次構造形成、物性発現について解説する。また、成形加工において重要な材料の溶融特性、固化挙動や密度変化についても論究し、高分子の成形加工性、得られた製品の高次構造と工学物性(力学特性(強度、弾性率、タフネス)、熱特性(断熱性,高熱伝導率材料)、光物性)の相関について解説する。最後に、最新の加工技術や今後の高分子材料を用いた「ものづくり」技術や、その高付加価値製品とデバイス創成などへの応用について述べる。本講義を通じて、最新のものづくりの諸問題についての理解を深め,各自の思索を深めるための基礎を身につけることを目標とする。 1. はじめに/身の回りのプラスチック 2. 高分子加工の歴史/射出成形/押出成形/溶融紡糸/フィルム成形/反応成形 等 3. 先端成形加工(圧延/多層成形/ナノインプリント 等) 4. 高分子構造(成形加工による高次構造形成) 5-6. 高分子の物性(力学特性(強度、弾性率、破断伸度)、熱特性(断熱性,高熱伝導率)、光物性) 7. 微細転写成形と表面機能化/まとめ
授業の方法
講義形式 開講日:7月25日(木)~26日(金)
成績評価方法
出席数とレポート
教科書
使用しない。事前に、UTOLで資料を配布する。
参考書
授業のなかで紹介します。関 連図書として,プラスチック成形加工学会編,「先端成形加工技術Ⅰ,Ⅱ」(プラスチックエージ)
履修上の注意
開講日:7月25日(木)~26日(金)の全日程に出席すること。
その他
本講義は、山形大学・伊藤浩志教授による集中講義で行う。 山形大学大学院有機材料システム研究科高分子精密加工研究室(伊藤研究室) https://pep.yz.yamagata-u.ac.jp/***** 学内担当教員:生物材料科学専攻 高分子材料学研究室 岩田忠久 教授