授業の主な内容は以下のとおり。
① 農水知財の保護の必要性・重要性
(なぜ知的財産が重要なのか、知的財産を理解するポイント)
② 農林水産・食品分野における知的財産保護対策
(知的財産制度の成り立ちと基本原則、概観)
③ 国際的な農業知財の動向
(知的財産に関わる条約の歴史的背景とその動向:パリ条約、ベルヌ条約、TRIPS協定、UPOV条約、WIPO)
④ 植物新品種の保護制度
(種苗法の概観、種苗をめぐる情勢、UPOV条約、海外での育成者権の保護)
⑤ 地理的表示(GI)保護制度
(GI法の概観とその効果、GI法における申請・審査、登録産品の活用状況)
⑥ 特許制度
(農業分野における特許・実用新案制度の概要と活用)
⑦ 商標制度
(農業分野における商標制度・地域団体商標制度の活用)
⑧ 著作権制度
(著作権制度、AIと著作権に関する議論)
⑨ 農業分野における技術・ノウハウ等の保護、家畜遺伝資源の保護
(不正競争防止法の営業秘密・限定提供データ、和牛2法)
⑩ センター視察(品種の開発、増殖に関する種苗会社の業務)
※受講生の希望に応じて実施: 7月4日予定