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最終更新日:2024年4月1日

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水産資源管理学

水産資源管理学 / Fisheries Management
水産資源の持続的利用のためには、資源や環境に関する的確な情報収集・分析による資源評価及びそれに基づく適切な資源管理が必要である。本講義では、まず、水産資源の調査・評価・管理を概観した上で、資源変動要因及び資源生態特性の事例と把握方法を知る。その上で、近年の資源管理の理論と実際について、数理モデルの基礎から応用事例、管理制度の仕組みや実態と課題、生態系保全の観点を含め、幅広いトピックを学ぶ。以上を材料として、水産資源管理の望ましい将来像を考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3904109
GAG-AQ6F01L1
水産資源管理学
高須賀 明典
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
以下の内容について授業を行う。 (1) 水産資源の調査・評価・管理の概要 (2) 水産資源研究におけるパラダイム (3) 資源変動要因及び資源生態特性と把握方法 (4) 資源管理の理論と実際 I 再生産関係 (5) 資源管理の理論と実際 II VPA (6) 資源管理の理論と実際 III TAC対象種の資源評価 (7) 資源管理の理論と実際 IV オペレーティングモデル (8) 資源管理の理論と実際 V 資源管理制度と管理事例 (9) 資源管理の理論と実際 VI 順応的管理と漁獲制御ルール (10) 資源管理の理論と実際 VII 生態系モデル (11) 資源管理の理論と実際 VIII 絶滅危惧種の資源管理 (12) 資源管理の理論と実際 IX 人間活動と生態系保全
授業の方法
複数の担当教員がそれぞれの担当回の授業を行う。題材により、適宜、教員と履修者、あるいは履修者間で議論を行う。資料は、事前にITC-LMS経由で配布するか、あるいは、授業内に配布する。原則、講義室での対面授業とするが、新型コロナウイルス感染状況や活動制限指針によって、ハイブリッドあるいはオンラインとする場合がある。 教室: 農学部3号館2階220-3号室 (会議室) (ハイブリッドあるいはオンラインの場合) ZOOM上でスライドを提示して説明する (映像と音声の両方を用いる)。資料は事前にITC-LMS経由で配布する。
成績評価方法
出席状況や議論への積極性により、総合的に評価する。
教科書
各授業内容について、資料を配布し、スライドで説明を行う。
参考書
授業中に適宜紹介する。
履修上の注意
・ 本授業は隔年講義であることに注意する (前回は2021年度、次回は2025年度)。 ・ 教室: 農学部3号館2階220-3号室 (会議室) ・ 本授業は大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻修士課程の授業科目であることに加えて、海洋学際教育プログラム (海洋アライアンス) の推奨科目として位置づけられている。 ・「資源管理の理論と実際II VPA」ではパソコン (Excel) を用いた実習を行う (各自で準備)。 ・ 本授業は、水産資源に関するある程度の知識を前提とした議論や実践的演習を含む。このため、学部授業「水産資源学」あるいは同授業相当内容の履修、あるいは、水産資源学に関する基礎的な知識の学習を経た上で受講することを強く推奨する。基礎的な知識の習得が必要な履修者は予め担当教員に教材を相談すること。
その他
説明 (medium of instruction): wEF; 資料 (course materials): EOD 2023年度シラバス作成教員: 高須賀 明典 授業の内容や資料は、授業担当者や第三者の著作物です。そのため、許可なく授業内容を撮影・録画・録音すること、授業内容や資料を第三者に公開・配布することは不正行為と見なされます。ハイブリッド・オンラインにおいて授業のZOOM URLを第三者に提供することも不正行為と見なされます。