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最終更新日:2024年4月22日

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昆虫ウイルス・細胞工学

昆虫ウイルス・細胞工学
(目標)
・昆虫ウイルス学に関する最新の動向を知る。
・遺伝子組換え昆虫や昆虫培養細胞を用いたバイオテクノロジーを理解する。
・昆虫や昆虫病原体の産業利用に関する知見を深める。

(概要)
昆虫にウイルスがいるのは、ほとんどの生物にウイルス病が存在することから考えると、当然なことである。近年、昆虫のウイルス、なかでもバキュロウイルスと呼ばれるウイルスの分子生物学的研究がさかんに行われ、このウイルスが宿主昆虫を自身がコードする遺伝子産物によって巧みに制御していることが明らかになってきた。本講義では、昆虫ウイルスが持つ遺伝子の様々な機能を概説する。また、トランスジェニック昆虫やウイルスを用いた外来遺伝子発現など応用的利用法に関しても紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3901158
GAG-AB6C02L1
昆虫ウイルス・細胞工学
勝間 進
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
SP期間の集中講義として行う。講義は2単位に相当する内容を含む。 7/5, 13:00~15:00 7/6, 10:00~12:00 7/8, 10:00~12:00 7/11, 10:00~12:00 7/12, 13:00~15:00 を予定しています。 どうしても都合がつかない場合は連絡してください(時間等を変更します)。 第一回 昆虫ウイルスとは ・昆虫ウイルス入門 ・バキュロウイルスとは ・ウイルス遺伝子の機能 第二回 バキュロウイルスベクターを用いた外来遺伝子発現 ・バキュロウイルス発現系 ・バックミドシステム ・バキュロウイルスと産業 第三回 バキュロウイルスを用いた哺乳類細胞への遺伝子導入 ・遺伝子導入法 ・遺伝子治療への応用 ・7回膜貫通型受容体(7TMR: GPCR)解析等、創薬への応用 第四回 昆虫ウイルス研究の最前線 ・バキュロウイルス研究の最近の知見 ・総合ディスカッション 第五回 昆虫のゲノム改変とその利用
授業の方法
zoomによるオンライン講義。 7月に集中講義として開講する。 講義日は7/5,6,8,11,12の5日間。 初回のzoom URLは下記に記載。 2回目以降のアドレスが不明な場合は、メールにて問い合わせください。
成績評価方法
出欠、講義における質疑、およびレポートにより評価する。
教科書
特になし
参考書
適宜資料を配布する。
履修上の注意
講義予定を連絡するので、必ず最初の講義に出席すること。 講義についての質問は勝間まで*****)。
その他
2022年度シラバス作成教員:勝間進 教室情報:オンライン(fully online) 説明、資料:EOD