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最終更新日:2025年4月21日

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高齢社会総合研究学特論X

ジェロンテクノロジー(Gerontechnology)とは,高齢者を支援するためのシステムを扱う研究分野である.本科目では,高齢者の生活や社会活動などを支援するための情報・機械システムについて,オムニバス形式(一部対談)で講義を行う.本講義の内容は次の通りである.
・低下した運動器・感覚器の機能補助を行うための運動支援・認知機能支援システム
・高齢者就労など社会的課題に対応するための仕組みとシステム
・日進月歩での発展が著しい情報機器を用いた支援手法と,それら機器の使用の支援手法
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3799-231
GEN-CO6y19L1
高齢社会総合研究学特論X
二瓶 美里
A1 A2
金曜5限、金曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
※最終更新:2022-10-04 開講日:2022-10-7 を予定. 以下は講義予定内容.講義順序,講師は入れ替わることがある. 講義日程(予定) 10月07日 ガイダンス 〇高齢者の運動機能 10月14日 1) 臨床現場におけるリハビリ工学の実際         吉田直樹(岡山医療専門職大学 教授)*, 西下智(リハビリテーション科学総合研究所研究員) 10月14日 2) 高齢者の農作業のための軽労化支援スーツ         田中孝之(北海道大学 情報科学研究科 教授)  〇ICT、ユニバーサルデザインと認知症者を考慮したデザイン 10月21日 1) アクティブシニアのICT活用とユニバーサルデザイン         関根千佳(同志社大学客員教授、株式会社ユーディット会長兼シニアフェロー) 10月21日 2) 認知症高齢者の情報支援         二瓶美里(新領域創成科学研究科 准教授)・中村美緒(IOG客員研究員) 〇ICTとコミュニケーション 10月28日 1) ICTで広がるシニアの未来        若宮正子(最高齢プログラマー)* 10月28日 2) 加齢に伴う視覚障害・聴覚障害とコミュニケーション支援        三浦貴大(産業総合技術研究所 主任研究員) 〇企業 移動とロボット 11月 4日 1)高齢社会のモビリティ構築に向けて(仮)         城代志野(WHILL株式会社 プロダクトマネジメント室執行役員室長)*       2) 高齢者に寄り添うロボット        青木俊介(ユカイ工学CEO) 〇高齢者AI・データサイエンス 11月11日 1) パーソナルデータエコシステムと総合生活支援        橋田浩一(東京大学 情報理工教授) 11月11日 2) 高齢者の行動計測・見守りモニタリング         森武俊(東京大学 次世代知能科学研究センター 教授) 〇ロボティクスとリハビリテーション 11月18日 1) 医療・介護・健康分野で期待されるサービスロボティクス         浅間一(東京大学 大学院工学系研究科 教授) 11月18日 2) 次世代リハビリテーション技術        宮崎敦子(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員) 〇ICTとリハビリテーション 11月25日 1) 高齢者の社会参加と就労を活性化するICT        檜山敦(先端科学技術研究センター・特任教授) 牧壮(一般社団法人アイオーシニアズジャパン・代表理事)      2) 次世代リハビリテーション技術/地域リハとICT        登嶋健太(先端科学技術研究センター特任研究員) 小野敬済(新領域創成科学研究科 特任研究員)  〇当事者 12月2日 1) 高齢者支援技術における国内外の動向・当事者との技術開発         井上剛伸(国立研究機関)* 〇グループディスカッション 12月2日 2) こんな老後は嫌だ!私たちの未来を変えるテクノロジー 
授業の方法
参考資料: ・関根先生 講義分の参考資料(テキスト):「情報社会のユニバーサルデザイン (放送大学教材)」http://www.amazon.co.jp/***** ・廣瀬 通孝 編伊福部 達 編 シリーズ超高齢社会のデザイン ジェロンテクノロジー 高齢社会を支える情報通信技術の展開 東京大学出版会 http://www.utp.or.jp/***** ・檜山敦:超高齢社会2.0 クラウド時代の働き方革命 平凡社 https://www.heibonsha.co.jp/*****
成績評価方法
※最終更新:2022-06-03 ▼レポート概要 ・興味をもった講義を2つ選び, 各講義ごとにA4で1〜2枚くらい ・提出締切: 2022/12/31,提出先: 決定次第,通知します.  で感想・意見を述べよ  ※メール件名は「[特論X] 学籍番号_名前」として下さい. ▼フォーマット・ファイル形式 ・カバーレター:「高齢社会総合研究学特論 X(ジェロン テクノロジー)レポート」とタイトル付けを行い, 所属・学籍番号・氏名を付記. ・レポート本体:フォーマットは自由.図表を含めても良い. (推奨:APA style. 自身の分野における論文フォーマット) 参考文献がある場合は,必ず付記すること. また,誰の講義回に対するレポートかを書くこと. ・ファイル形式:pdf を推奨. ・ファイル名:学籍番号_学生氏名_講義会.pdf ・言語:日本語,英語.
教科書
必要に応じて講義時に知らせる。備考欄参照
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)