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最終更新日:2024年4月22日

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高齢社会総合研究学特論V

この講義では,一般に高齢化が進行している農村地域の農業に注目し、地域の実態に即して実践的に問題解決をはかるために必要な知識および手法を身につける。すなわち、地域農業をいかにしてマネジメント(計画,経営,戦略策定)するかについて学ぶ。
 各講義は、都市農業、中山間地域農業といった「地域」別に構成される。そして、それぞれの地域において、1)土地利用や最適配置の理論的枠組み、関連諸分野における研究および議論の所在、2)行政、流通機構、農業経営に関する背景および制度、3)ヒアリングや統計、GIS(地理情報システム)を用いた実態分析の具体的な方法について、順を追って学ぶ。すなわち、理論、社会的背景と制度、分析方法の3側面から地域農業の実態を捉える。
以上を通じて、農業・農村に関する「現場感覚」と「分析力」とを磨き、地域農業を題材として、さまざまな問題解決に役立てられる人材となってもらいたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3799-226
GEN-CO6y14L1
高齢社会総合研究学特論V
八木 洋憲
A2
火曜5限、金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
(1)ガイダンス・地域の捉え方  (2)農業立地論 (3)都市の農地制度と農家の対応 (4)都市農業経営の経営戦略 (5)都市農業経営の経営分析 (6)中山間地域の制度と農家の対応 (7)農地の生産性の把握 (8)農地保全の可能性の評価 (9)農業法人・組織の分析 (10)水田経営における規模・組織・農地集積 *(11)農業経営の情報管理と組織 (進捗により実施)
授業の方法
配布資料を共有するので,各自でダウンロードして閲覧すること(無断配布を禁止します)。 関連する論文を指定するので,余裕があれば目を通しておくと,理解に繋がると思います。
成績評価方法
出席票,期末テストにより評価する。 試験日時:授業にて指示する。授業最終日を予定。 教室:オンラインを予定  その他:出席票を重視します。
教科書
参考テキスト(入手は任意): ・八木洋憲『土地利用計画論-農業経営学からのアプローチ-』養賢堂 ,八木洋憲『都市農業経営論』日本経済評論社,八木洋憲『水田経営の戦略と組織』日本経済評論社
履修上の注意
実践力をつける
その他
前提となる知識と項目:社会科学全般に関する基礎的教養があることが望ましい。 また,都市部の農業を含む,農業・農村の社会的課題に対する関心があること。 応用先_分野と項目:社会調査による地域研究等。