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最終更新日:2026年10月16日

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次世代サイバーインフラ特論

近年、すべての人とモノがインターネットに接続されるようになったことで、人類の様々な社会経済活動の根幹を支えている情報通信インフラは、国の重要インフラの一つとなっている。人間同志のコミュニケーションの手段としてだけではなく、物理世界のあらゆるモノの情報をリアルタイムにサイバー世界に取りこみ計算処理し未来予測や判断を導き出す「サイバーフィジカルシステム(CPS)」が注目され、また、生成AIの活用が経済社会活動の効率化に寄与することが認識されたことで、情報通信技術を活用して、人々がどこにいてもAIが利用可能となり、さらに複数のAIが相互接続されようとしている。情報通信の到達範囲が飛躍的に拡張されることにより、AIが未然に障害を防ぎ、また発生した障害に対しても自動修復や原因究明をする新たな情報通信技術が開発され、人間の生命の維持や経済活動の継続などに影響がないことを保証する、人類の「ライフライン」の構築が期待されている。
 2020年に商用化された5Gは、大容量・超低遅延・超多数接続を実現する革新的な移動通信であることから、人類の基本的活動を支える社会基盤としての活用が期待されており、また5Gを自営網として活用可能なローカル5Gの制度化により、一般事業者が電波利用免許を取得し最先端の情報通信を自ら提供する「情報通信の民主化」が可能となったことで、様々な地域社会の課題解決と産業振興での実用化が推進されている。加えて、2030年度の商用化を目指す6Gにおいては、国際電気通信連合(ITU)ではフレームワーク勧告が策定され、3GPPでも昨年12月に標準化に向けた取り組みが発表、既に始動している。日本においても、5Gの普及推進を行う5GMFと6Gの研究開発推進を担うB5GPCを統合したXGMFを組織し、6G推進プロジェクト、有無線統合のアーキテクチャプロジェクトを立ち上げるなど、情報通信分野における取り組みが国を挙げて推進されている。
本講義は、これらの情報通信の進化を俯瞰し、地域創生、地域課題解決、そしてSociety5.0の実現に向けて、ローカル5GやBeyond5G/6Gといった革新的な情報通信をどのように利活用できるかを、産業界や政府・国際組織の第一線を務める講師の知見を踏まえて網羅的に議論する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3799-062
GEN-CO5902L1
次世代サイバーインフラ特論
中尾 彰宏
A1 A2
金曜5限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学系研究科
授業計画
a.5Gの基礎技術とB5Gに向けた研究開発動向 b. 通信とAIの融合による次世代情報通信基盤の研究開発動向 c.情報通信業界の描く未来と実現に向けた研究開発【産業視点】 d.バーティカル企業の描く未来と実現に向けた研究開発 【産業視点】 e.日本における情報通信政策・戦略 【政府視点】
授業の方法
※ゲスト講師による講義と対談を予定 参考 2025年度講演者 •中尾 彰宏(東京大学大学院 工学系研究科 教授) •湧川 隆次(ソフトバンク 先端技術研究所 所長) •朽津 光広(楽天モバイル 先端技術開発統括部 イノベーションプログラム開発事業部 ジェネラルマネージャー) •小西 聡(KDDI総合研究所 代表取締役所長) •中村 武宏(NTTドコモ コーポレートエバンジェリスト) •磯部 慎一(NTTドコモ 6Gテック部 担当部長) •福原 哲哉(NHKエンタープライズ 執行役員) •松本 俊博(ブロードバンド・アソシエーション 副理事長) •布施田 英生(総務省 国際戦略局長) •影井 敬義(総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課 新世代移動通信システム推進室長) •安川 正祥(NTT ネットワークサービスシステム研究所 所長) •高橋 義隆(首都高速道路 技術部 DX推進室 DX推進課長) •小山 俊泰(首都高速道路 技術部 係長) •渡辺 憲一(NTT東日本 ビジネス開発本部 無線&IoTビジネス部長) •門野 貴明(NTT東日本 ビジネスイノベーション本部 ソリューションアーキテクト部 先端技術グループ長) •與那嶺 徳弘(京セラ 通信機器事業本部 ビジネスインテグレーション事業部 事業部長) •大島 哲也(NEC 通信キャリア営業部門 次世代ネットワーク・DX戦略統括部長) •Matti Latva-aho(オウル大学 情報技術・電気工学部 教授)
成績評価方法
毎回のレポート・出席・プロジェクト・ファイナルレポートにより成績を評価する
履修上の注意
毎回のスライドによる予習・復習、講義中に講師へ質問をすること
その他
<備考> 初回の講義は10/2 16:50から工学部新2号館 工213号講義室で行います。 工学部新2号館 工213号講義室/Faculty of Engineering Bldg. (New) 2/ LectureRoom 213 2回目以降の講義は、講義内で周知し、UTOLの掲示板で案内します。