大学院
HOME 大学院 放射線遮蔽
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

放射線遮蔽

原子力分野で常に付随する放射線遮蔽の基本的考え方や理念について学習する
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3794-091
GEN-NP5m44L1
放射線遮蔽
坂上 和之
A1 A2
月曜
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学系研究科
授業計画
第1回 「1.放射線場、放射線源及び物質との相互作用」放射線、放射能、エネルギーの単位系、放射線束、カレントの定義の説明。放射線源とその線源強度の評価法の解説。放射線(光子)と物質の相互作用の概説。 「2.ガンマ線の遮蔽減衰計算法」γ線遮蔽計算:点減衰核法(簡易計算法)の解説。減衰係数およびビルドアップ係数の説明。 第2回 「3.中性子の相互作用とその遮蔽」中性子及び荷電粒子の相互作用および中性子遮蔽計算に必要な核データファイルの概説。中性子の遮蔽計算に用いた除去拡散法(簡易計算法)のアルゴリズムの解説。管理計算法適用上の問題点の説明。 「4.放射線輸送計算法の歴史」ボルツマン輸送方程式。光子および中性子の放射線輸送計算法の開発の歴史。遮蔽計算に用いる代表的な放射線輸送計算コードの概略。 第3回 「5.離散座標Sn法(決定論的手法)」ボルツマン輸送方程式から差分近似方程式の導出。Sn法特有の利点と欠点等の説明。 「6.モンテカルロ法(確率論的手法)」モンテカルロの手法を用いて、ボルツマン輸送方程式を解く方法の解説。様々な検出器(エスティメータ)および分散低減化手法についての説明。 第4回 「7.遮蔽計算特有の事象及び遮蔽実験例とその精度評価」ストリーミングおよびスカイシャイン現象並びに現在使用されている計算手法、計算コードの概説。ベンチマーク実験との比較において、これらの計算精度についての考察。代表的な遮蔽ベンチマーク実験の紹介。解析を通してのSnコード、モンテカルロコード計算の精度評価の考察。 「8.放射線施設・原子力施設における放射線遮蔽の実際」:放射線遮蔽の事例研究。実体系を例に、放射線施設における遮蔽設計の基本的考え方の説明。実効線量率定数、透過率データを利用した簡易計算法による光子、制動放射線、中性子の遮蔽計算についての説明。原子炉の遮蔽設計の基本的流れを説明。軽水炉、高速炉、原子力船「むつ」の遮蔽設計実例の紹介。 第5回 まとめ。
授業の方法
本授業は講義形式を基本とし、配布資料、スライド等を用いて進める。本授業で学んだ事項については、放射線遮蔽演習において演習を実施し、理解の定着を図る。
成績評価方法
期末に行う筆記試験による。試験は放射線遮蔽演習と合わせて行う。
履修上の注意
事前配布資料がある場合には目を通しておくことが望ましい。