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原子力保全工学

本講義では、原子力安全を実現するための基幹コンポーネントの一つである原子力保全の基礎知識について身に付けさせる。
まず、原子力保全の理解の基礎となる保全工学概論を学ぶ。
次に原子力保全の仕組みの理解のために定期検査および品質保証、さらに保守管理と保守経験を学ぶ。
原子力保全を支える技術として、静的機器を対象とする欠陥検査、欠陥評価、補修技術、および動的機器を対象とする状態基準保全技術について学ぶ。
最後は、オンラインメンテナンス、長期サイクル運転、ROP導入など、これからの原子力保全の進むべき道を海外の動向と今後の取り組みを踏まえながら学習する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3794-042
GEN-NP5m33L1
原子力保全工学
出町 和之
A1 A2
火曜
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教室
その他(学内等) 原子力専攻講義室
講義使用言語
日本語
単位
1.5
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
原子力保全の専門家教員や実務家教員の経験等を生かし、基礎から実用までを一貫して講義する。1講義あたりのテーマ数は1~2である。スクーリング形式とし資料は事前に配布する。 担当教員は、我が国の原子力保全の分野において最先端で活躍する第一級の研究者、技術者から構成され、人材養成に最適なものとなっている。 1.保全工学の概論(1回): 保全工学の背景と必要性、構造と体系 2.定期事業者検査(1回): 検査の基本的考え方、検査実施内容・工程、各検査の代表例、原子力規制検査 3.原子力施設の保守活動の品質保証(1回): 原子力施設保守活動への品質保証取り入れ、品質保証に係わる規格・基準 4.原子力施設の保守管理(2回):  原子力発電所の保守管理、被ばく管理、高経年化評価と対策 5.保守経験(2回):  主要機器の故障・損傷事例とその知見の反映 6.構造物の検査(1回):   検査方法、検査箇所の選定(維持規格)、検査技術・装置、PD制度、RI-ISI 7.構造物の欠陥評価(1回): 欠陥評価の基本的手順、評価不要欠陥寸法、き裂進展評価、破壊評価、欠陥評価の例の例 8.構造物の補修方法(2回): 補修についての基本的考え方、補修技術、溶接残留応力とその低減方法、原子力設備の補修の特徴、補修・取替え事例 9.動的機器の検査とモニタリング(2回): 動的機器の検査・診断・モニタリング技術、代表機器の運転中モニタリングと停止時検査の実際 10.保全の高度化(1回): 海外の動向と今後の取り組み(状態監視、オンラインメンテナンス、長期サイクル運転、パフォーマンス指標等) 11.まとめ(1回):
授業の方法
保全工学演習を受講するうえでの基礎となる科目である。一部、原子力構造工学と関連の強い内容も含む
成績評価方法
期末試験および出席率にて達成度と成績を評価する。
教科書
「原子力保全工学」(オーム社)
履修上の注意
指示しない