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最終更新日:2024年4月22日

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科学技術・産業政策論

イノベーションの進展の環境条件については、技術知識の進歩、社会システム(イノベーション・システム)の整備、経済メカニズムの基本的な三要素及び、国や地域独自の文化的特性から、総合的に理解することが必要である。講義、代表的論文・論考の講読、ケースディスカッションなどを通して、イノベーションのエコシステム全体像について、理解してもらうことを目的とする。こうした理解は、将来、先端技術を用いたベンチャーの立ち上げや経営、企業におけり跳躍的な研究プロジェクトをリードする際などに欠かせない知見となる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3792-102
GEN-TM6m23L1
科学技術・産業政策論
坂田 一郎
S1 S2
火曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
講義の具体的内容としては、制度的補完性、戦略的補完性等の社会システムに関する基礎的な概念の理解をした後、イノベーションに関する社会システムとその変革、イノベーション組織に関する社会システムとその変革の2領域について扱う。 授業の前半では、関連する代表的な論文や論考を取り上げて、クラス内で議論を行う。 その後、特定のテーマ(過去の例では、3Dプリンター、自動車の自動運転、iPS細胞と治療等)を取り上げて、その導入に相対的に積極的な立場と慎重な立場に分かれて、導入の是非や導入に際して整備すべき社会システムに関してグループ・ディスカッションを行う。
授業の方法
グループ単位でのプレゼンテーション及びレポートは、英語でも可
成績評価方法
 出席点  50%(グループ・ディスカッションを含む)  レポート 50%(試験は実施しない)  注)学期末に提出期限のレポートが未提出の場合は、未受験として扱う    レポートは、英語でもOK  注)オンライン授業の状況によっては、出席点の付与の仕方について変更がありうる。
教科書
講義で使用する論文等は、講義内で配布する
履修上の注意
基礎を固める(工学部共通)
その他
応用先_分野と項目:応用先としては、Advanced Technology Management及び技術リードマップなど。また、Global Business Strategy and Policyと相補的。
実務経験と授業科目の関連性
坂田は、経済産業省において、科学技術イノベーション政策と成長戦略の立案、及び大学等技術移転法等の社会システムの立案を行った経験、復興庁及び厚生労働省において参与として、イノベーションを要素として取り入れたビジョン形成に携わった経験を活用して、講義でクラス討議の指導を行う。また、丸山は、文部科学省等に在籍し、総合科学技術会議担当の内閣府政策統括官等として、科学技術イノベーション政策に関する重要な検討に参加した経験が豊富であり、その経験を活かして、グループディスカッションの指導を行う。