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最終更新日:2024年4月22日

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知的財産経営

現在のグローバルビジネスにおける知財戦略と知財管理は、伝統的な特許などの狭義の知財権に限られるものではなく、無形資産全体の戦略と管理を指す。デザインやブランド、データやノウハウなどその対象は広範に及び、B to Cビジネスにおいては個人情報保護などの観点からの考察も求められる。またその戦略目標は、大企業やスタートアップ、そして大学などの研究機関で異なり、かつ占有可能性を意図したものから、アライアンスを目的としたもの、オープン・イノベーションやオープン&クローズ戦略まで多岐にわたる。このような多様な客体を管理する現在的知財マネジメントは、AI技術の進歩やデータ駆動型イノベーションにより一層重要性を増しているといえる。
 この授業では、知的財産マネジメントの基本的要素を踏まえつつ、伝統的な技術独占のための知財戦略から、知財の不確実性への対処、さらにはオープン知財戦略、人工知能やビックデータ、の管理方法や、現代の組織に求められる戦略性の高い知的財産マネジメントの要諦を学ぶ。先端的な知財問題をトピックとして取り上げ、知的財産法や技術経営、経営戦略など多面的な視点から、グループワークを多用し、受講生と議論を行っていく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3775-166
GEN-CH6402L1
知的財産経営
渡部 俊也
S1 S2
金曜5限、金曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
グループワークの実施のため変則2コマ連続の講義です。対面の講義を基本とし、オンラインZOOMを小数回実施する可能性があります。授業日程には注意してください。 ■教材はや課題のやりとりはUTOL LMS  https://utol.ecc.u-tokyo.ac.jp/*****  を介して行います ■スケジュール ******************************************* グループワークの実施のため変則2コマ連続の講義です。対面の講義を基本とし、オンラインZOOMを組み合わせて実施することもあります。授業日程には注意してください。 ■教材はや課題のやりとりはICT LMS  https://itc-lms.ecc.u-tokyo.ac.jp/***** を介して行います ■スケジュール (1)4/5(金)16:50-20:30 「オリエンテーション:最新の知的財産戦略の話題から」」  (内容)  1 授業紹介・研究紹介 2 話題提供「最近の知財政策の動向から経営環境変化を読み解く」      知財推進計画2023から       3 授業内容の説明 4.次週のための準備 著作権とAI ⇒ 宿題 先端ビジネスローシンポジウム資料 パブコメ分析 (2)4/19(金)16:50-20:30 「現在の知的財産制度と事業戦略とのかかわり」 1.講義とグループワーク ・テスト演習 ・講義 現代の知的財産制度(特許、商標、意匠、著作権の基礎)17:50 –18:20 ・講義 デジタルデータ AI学習と知的財産権 ・グループワークウオームアップ AI学習を制限するべきか ・課題解説「グリーンテクノ21のケース」 次週のための準備 中小企業特許訴訟データ、オープン・クローズビデオ https://www.youtube.com/***** (3)5/10(金)16:50-20:30 「特許訴訟に見る企業の知的財産リスクとその対応」 ・テスト ・特許訴訟制度について(日米中比較) ・中小企業の特許 ・ケース討論の準備    ケース討論 「グリーンテクノ21ケース」グループ討論 https://green-21.com/*****  ・社会起業としてみたケースの論点 ・ビジネスエコシステムと知財の作る関係性(オープン&クローズ知財戦略、国際標準戦略、オープン知財マネジメントなどに関する講義) ・次週演習解説 ・営業秘密の論文 (4)5/24(金)16:50-20:30 「営業秘密を用いたクローズ知的財産戦略」 ・テスト ・クローズ知財戦略としての営業秘密(講義) ・ケース討論「技術の公開、秘匿、特許化:技術流出のケーススタディ」 ・次週課題「不正競争防止法とデータ保護」の解説 ・次週データ保護の論文(田村) (5)6/7(金)16:50-20:30 「立法論とエビデンス:データの保護を例にとって」 ・ゲストトーク 20分 ・立法論とエビデンス: ・不正競争防止法とデータ ・グループ討論「データ保護の効力」  ・個人情報保護法解説 ・「スマートシティケース」説明と配布 ・COCOA論文、スマートシティデータガバナンス(本)、経済分析 (6)6/21(金)16:50-20:30 「パーソナルデータにまつわるマネジメント:リスクと便益の両輪を回す」 ・テスト ・個人情報保護とデータガバナンス:「受容性の高いデータ利活用プラットフォームの開発:スマートシティーのケース」グループ討論 → 本郷御茶ノ水東京のスマートシティー そういうサービスを行うためどういうデータを使うか、それをどういう組織でガバナンスすべきか ・ゲスト講義「ブランド戦略と商標」特許庁 ・サイトビジット課題説明 集合時間等説明 (7)7/5(金)16:50-20:30 「ブランドによるエコシステム構築」 ・テスト ・サイトビジット(ミッドタウン八重洲) ・討論予定のテーマ:「グローバルブランド構築:WE ATの事例」 ゲスト WE AT、大塚正俊(特許庁) 東京ミッドタウン八重洲 https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/*****  ・次週の課題に関する文献の説明と配布 売上見込みからライセンス契約を組み立てる(新作) ・宿題 https://www.youtube.com/*****  (8)7/12(金)16:50-20:30 「知的財産の価値評価と契約交渉マネジメント」 ・テスト ・知財価値評価とライセンス交渉 ・グループワーク タームシート ロールプレイ ・特許非公開制度を通じて特許制度の本質に迫る(講義) ・次週の用意 スタートアップネットワーク 本郷バレー、  (8)7/19(金)16:50-20:30 「スタートアップに不可欠なSocial Capital」 ・講義 「スタートアップと関係性資産」 ・ラップアップ討論 エコシステムデザイン ・最終レポート作成提出(オンライン)   (9) 7/26(金) 予備日 16:50-20:30 5.学ぶべき項目 ・多様なイノベーションを収益化する知財マネジメント(プロプラエタリー、オープン、オープン&クローズ戦略、その他) ・著作権・コンテンツ、デザイン・ブランド知財マネジメント、AI&データマネジメント ・技術の不確実性削減と知財の3つのマネジメント:公開、秘匿、出願権利化 ・知財を活用したオープンな組織間関係の構築 ・データ利活用契約
成績評価方法
最近の知財戦略動向を織り交ぜた講義と、最新のケースを用いたグループワークなどから構成される。知財制度の学習の目的については、各種知的財産制度を理解することだけではなく、知財制度を戦略的に活用するための基礎的な考え方を習得することを目的として行われる。 また制度の基礎的学習に関しては、毎回前回の授業範囲の法律知識などを問う小テストを行う。また期間中に企業の戦略を深く学ぶためのサイトビジット(今年は東京ミッドタウン八重洲にて実施予定)を1回行う。 出席とクラス貢献(70%)最終レポート(30%)
履修上の注意
指示しない