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最終更新日:2025年4月21日

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先端物流科学特論II

少子高齢化や電子商取引(EC) の急激な発展による荷物量の増加、トラックドライバー不足など、多くの課題に直面している日本の物流は大きな改革を必要としています。そのためには従来とは異なる科学的なアプローチで、AI、loT、ロボティクスといった先端技術を活用して日本の物流を改革できる高度物流人材の育成が急がれています。

この先端物流科学特論 II では、物流の高度化に関連する様々な先端技術やそのベースとなる数理科学に加え、原材料調達から生産・販売に至るまでの「サプライチェーン」や、物流管理の考え方である「ロジスティクス」について、それぞれの専門の教員から学びます。

また日本政府と産業界から講師を招き、物流政策や、そういった先端技術が社会にどのように応用されているかを実際の物流現場への導入例を通して学びます。

先端物流科学特論 I を受講していても授業内容は重複しないので受講可能です。Iと合わせて受講することにより、物流やサプライチェーンに関するより幅広い知識や技術、そしてその応用例を学ぶことができます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3736-148
GEN-SI5804L1
先端物流科学特論II
井村 直人
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
本学の教員と産業界からの講師によるオムニバス形式で行う。 10月7日 「ロジスティクス改革のこれから」 東京大学先端研 井村 直人 10月21日 「物流と渋滞学」 東京大学工学系研究科 西成 活成 10月28日「物流業界における諸問題と科学的アプローチ」*     鈴与株式会社   中村 塁 11月11日「物流と離散最適化」      京都大学数理解析研究所    牧野 和久 11月13日(水曜日 注意!!) 「世界のラストワンマイルを最適化すえる」*            オプティマインド 代表取締役社長    松下 健 11月18日 「データ駆動型の物流マネジメントの研究とブロックチェーンを用いたP2P物流の可能性」                      東京大学工学系研究科  田中 謙司  11月25日 「TBD」      ヤマトホールディングスイノベーション推進部長  齊藤 泰裕 12月2日 「RFIDの物流への活用」      Avery Dennison    三井 朱音 12月9日 「TBD」 *           クラダシ 代表取締役会長 関藤 竜也 12月16日 「物流政策の最新動向」*    経産省物流企画室長  平林    12月23日 「物流とDX@花王」       花王株式会社 デジタルイノベーションプロジェクト 1月6日 「スマートフードチェーンを最適化するための農産物・食品の鮮度・品質情報」*                       農研機構食品部門   石川 豊 1月20日 「フィジカルインターネット研究の現在とこれから」  東京大学先端研     江崎 貴裕 *は政府、産業界から招聘する講師による授業
授業の方法
先端物流科学特論 I と外部講師はほとんど重複しておらず、授業内容は異なります。 I に引き続き受講することで、物流やサプライチェーンに関するより幅広い知識や技術、そしてその応用例を学ぶことができます。
成績評価方法
レポート提出:13回の授業のテーマから一つ選び、それについてのレポートをITC-LMSへのアップロードにて提出。言語は日本語または英語,形式は自由とします. 出席:成績に反映します.大幅な遅刻や早退は欠席扱いとすることがあります.出席日数が少ない場合は成績をつけないことがあります。
履修上の注意
視野を広げる
実務経験と授業科目の関連性
経済産業省の物流政策担当から直接経産省としての物流政策を聞くとともに、物流企業からは物流の現場にどのような課題があり、その解決のために様々な科学技術がどのように応用されているのかを講義してもらう。