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最終更新日:2024年4月22日

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海洋再生可能エネルギー利用システム解析

 再生可能エネルギーは、その多くが太陽エネルギーに源を発しており、利用に当たって地球温暖化ガスの排出が無く、無尽蔵なエネルギー資源である。資源量は膨大であり持続可能な社会の構築に当たっては最も重要なエネルギー資源である。
 特に地球表面の7割を占める海洋に賦存する海洋再生可能エネルギーの資源量は大きい。海洋再生可能エネルギー利用システムの典型的形態は、発電装置を支持構造体の上に搭載して洋上に保持するというものであり、エネルギー利用においてはこれらの機器を搭載したシステムが安全かつ経済的に運用できることが重要である。
 本授業では、浮体上に発電装置を搭載した海洋再生可能エネルギー利用システムの、自然環境中における安全性・機能性評価の観点から、システムに作用する荷重、荷重によるシステム挙動解析および挙動特性の理解について習得し、研究や開発を行う上で必要となる基盤を作ることを目的とする。海洋再生可能エネルギー利用は、多くの場合流れからエネルギーを取り出す形態をとっており、代表的なものが風車である。本授業では浮体式洋上風車に着目して、風車の流体力学的特性を紹介し、風車を搭載する浮体式支持構造物の解析法について、荷重評価、応答評価、全体システム解析法について紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3736-144
GEN-SI5n03L1
海洋再生可能エネルギー利用システム解析
鈴木 英之
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
火曜2限(10:25-12:10) 第1回4/21 はじめに 第2回4/28 風車に作用する力1(翼素運動量理論) 第3回5/12 風車に作用する力2 第4回5/19 浮体に作用する波荷重1 第5回5/26 浮体に作用する波荷重2 第6回6/2 浮体に作用する波荷重3 第7回6/9 浮体に作用する波荷重4 第8回6/16 浮体構造の静的解析1 第9回6/23 浮体構造の静的解析2 第10回6/30 浮体構造の静的解析3 第11回7/7 浮体構造の動的弾性応答解析
成績評価方法
授業期間中に複数の小テストを行いこれによって評価する。
履修上の注意
視野を広げる
その他
前提となる知識と項目:特に前提を設けないが、流体力学の基礎、材料力学に関する基礎知識があることが望ましい。 応用先_分野と項目:海洋における再生可能エネルギー開発に係る研究・開発