人工衛星の地球観測のデータは、様々な波長で地上の様々な情報を広域にわたって一括して取得できる特徴を持ち、これまでも多くの社会問題解決に適用されてきた。今後も、衛星数の増大に伴い、ますます多くの地球観測画像の利用が展開されると予想されている。本講義では、そのような背景のもと、以下のような地球観測データ活用のプロセスを経験し、その方法論を理解することを目指す。後半では習ったことをベースにPBL(Project Based Learning)を行い、少し時間をおいて、2月に最終報告会を実施する。大まかなスケジュールは以下のとおりである。
10月2日 イントロダクション
10月9、16日 地球観測画像の活用入門編(活用事例なども含めて)
10月23日 デザイン思考に関する特別講義(慶応義塾大学白坂教授)
10月30日 衛星データ活用の事例(ベンチャー会社天地人百束氏)
11月6日(休講予定)
11月13日 PBL課題説明とAI活用の基礎
11月20日~12月11日 AI・クラウドワークショップ(PBLに向けてのハンズオン)
12月18日、1月数回 補足講義
1月22日(予定) PBL中間報告会
2月19日(予定) PBL成果発表会