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最終更新日:2026年10月16日

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サービス工学

サービス工学とは、サービスの生産性向上やサービスによる価値共創に役立つ方法論や技術に関する工学領域である。無論、ここでのサービスは対人接客に限らず、製造業製品やソフトウェアを介した機能提供を含む。また近年では、社会経済のデジタル化が進み、サービスが互いにつながることで進化している。本授業の目的は、サービス工学における様々な手法の理解を通じて、人文社会学の周辺内容を含め、サービスとは何かを読み解こうとするサービスリテラシーを身につけることにある。
サービス工学のトピックとしては、工学設計を応用したサービスデザイン、サービスへの様々な数理手法の応用、サービス現場の技術的支援、および製造業のサービス化などが挙げられる。いずれの場合も、利用者の満足や体験への注目が基本であるが、提供者の活動を支援してサービスをつくりこもうとするだけでなく、利用者への積極的な支援を通じて共創を強化しようとするアプローチが存在する。本授業では、こうしたアプローチの違いをサービス工学1.0/2.0として整理した上で、学んでいく。

生成AI(generative AI)や大規模言語モデル(LLM)のツールを用いた学習促進とデザイン演習を適宜行う。この他、複数のゲスト講師から関連テーマの講義を行ってもらう。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3729-063
GEN-PE5809L3
サービス工学
原 辰徳
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学系研究科
授業計画
本講義では以下をとりあげ、座学を中心にオンラインで行う。各回の座学講義前に参考書「サービスサイエンス」にある関連の章・音声を事前に目を通して臨んでもらうことで、学習効果を高めてもらう。当該資料へのアクセス方法については、第1回のガイダンス時にお知らせする。生成AI(generative AI)や大規模言語モデル(LLM)のツールを用いた個別学習と演習を各座学の授業時間内に組み込む。また、後半の3回は、各受講生が調査した近年の文献、あるいはサービスデザイン・社会システムデザインの実践結果を発表する場とし、「対面開催」とする予定である。 ■座学の講義項目 ・社会経済のサービス化とサービス工学/サービスサイエンス ・サービスに関する古典的・代表的な理解(サービスマーケティング&マネジメント)  - IHIP, 7P, サービスブループリント, サービス品質(SERVQUALとSERVPERF), サービス・プロフィットチェーン ・サービス工学 1.0:サービス提供側の支援とつくりこみ  - サービスの設計工学研究:サービスCADの表現技法、評価技法、設計支援  - 製造業のサービス化、製品サービスシステム  - 接客業におけるサービス工学:客室乗務員のおもてなしの科学と教育支援 ・サービス工学 2.0:顧客側の支援と共創  - 観光におけるサービス工学:個人旅行に着目した価値共創  - サービスシステムと価値共創のメカニズム ・サービスデザインと優れたサービスの国際規格  - 人間中心設計、デザイン思考、顧客体験、カスタマージャーニー  - サービスの標準化、サービスエクセレンス、カスタマーデライト ・【外部講師】現場起点のサービス工学研究:産総研での取り組み ・【外部講師】サービス思考に基づくWell-Beingへの探求とサービス工学の可能性 ・【外部講師】製品サービスシステムとそのデザイン認知プロセス ・サービス・ドミナントロジックの登場と価値共創の基礎 ・サービスサイエンスとサービス学 ・システム思考(因果ループ図等)と社会システム・デザイン演習 ■各座学後の個別学習と演習の実施方法 ・各座学後の内容を事前知識に持つ生成AIツール(大学契約)を用いて、個別学習と演習を各自の手元で行う ・サービスデザイン、社会システムデザインの手法については、研究開発中の専用ツールを別途提供予定
授業の方法
上記の授業計画を参照
成績評価方法
成績は、(a)各出席点、(b)各座学後の個別学習と演習項目の報告(2-3行程度)、(c)特定課題のレポート点、(d)文献調査・発表点、を元に総合的に評価する。総合評価時の点数の重みの目安は、(a)>(b)>(c)=(d)である。
履修上の注意
・各回の座学講義前に参考書「サービスサイエンス」にある関連の章・音声を事前に目を通して臨んでもらうことで、学習効果を高めてもらう。当該資料へのアクセス方法については、第1回のガイダンス時にお知らせする。生成AI(generative AI)や大規模言語モデル(LLM)のツールを用いた個別学習と演習を各座学の授業時間内に組み込む。 ・講義資料は英語版・日本語版の双方を配付する。