本講義では以下をとりあげ、座学を中心にオンラインで行う。各回の座学講義前に参考書「サービスサイエンス」にある関連の章・音声を事前に目を通して臨んでもらうことで、学習効果を高めてもらう。当該資料へのアクセス方法については、第1回のガイダンス時にお知らせする。生成AI(generative AI)や大規模言語モデル(LLM)のツールを用いた個別学習と演習を各座学の授業時間内に組み込む。また、後半の3回は、各受講生が調査した近年の文献、あるいはサービスデザイン・社会システムデザインの実践結果を発表する場とし、「対面開催」とする予定である。
■座学の講義項目
・社会経済のサービス化とサービス工学/サービスサイエンス
・サービスに関する古典的・代表的な理解(サービスマーケティング&マネジメント)
- IHIP, 7P, サービスブループリント, サービス品質(SERVQUALとSERVPERF), サービス・プロフィットチェーン
・サービス工学 1.0:サービス提供側の支援とつくりこみ
- サービスの設計工学研究:サービスCADの表現技法、評価技法、設計支援
- 製造業のサービス化、製品サービスシステム
- 接客業におけるサービス工学:客室乗務員のおもてなしの科学と教育支援
・サービス工学 2.0:顧客側の支援と共創
- 観光におけるサービス工学:個人旅行に着目した価値共創
- サービスシステムと価値共創のメカニズム
・サービスデザインと優れたサービスの国際規格
- 人間中心設計、デザイン思考、顧客体験、カスタマージャーニー
- サービスの標準化、サービスエクセレンス、カスタマーデライト
・【外部講師】現場起点のサービス工学研究:産総研での取り組み
・【外部講師】サービス思考に基づくWell-Beingへの探求とサービス工学の可能性
・【外部講師】製品サービスシステムとそのデザイン認知プロセス
・サービス・ドミナントロジックの登場と価値共創の基礎
・サービスサイエンスとサービス学
・システム思考(因果ループ図等)と社会システム・デザイン演習
■各座学後の個別学習と演習の実施方法
・各座学後の内容を事前知識に持つ生成AIツール(大学契約)を用いて、個別学習と演習を各自の手元で行う
・サービスデザイン、社会システムデザインの手法については、研究開発中の専用ツールを別途提供予定