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最終更新日:2024年4月22日

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ファインマシニング

理想的な加工を実現するために必要な加工の原理,加工のメカニズム,解析法,測定法などを学ぶ.さらに加工技術を多面的に捉えることにより加工の本質を理解する. 
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3724-105
GEN-ME6806L1
ファインマシニング
臼杵 年
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
1.切削加工・研削加工 生産加工の基礎となる,切削加工,研削加工について概説し,その加工原理を講義する 2.微小加工 高精度な形状を創成するためには,仕上げ加工などの微小加工が必要となる. しかしながら,マクロな加工原理が適用できなくなるため,材料構造に依存した検討が 必要となる.マイクロ領域での加工について講義する 3.レーザ加工,応用加工 高速加工や難削材加工を実現するために,レーザ加工や超音波加工など,新たな原理に 基づく加工方法が提案されている.そこで,応用加工について講義する 4.工作機械 様々な生産加工を実現するためには,高剛性・高精度な工作機械が必要となる. マシニングセンタを例にとって,機械構造や機械要素を詳説する 5.砥粒加工I 砥粒加工の位置づけ、精密加工の基本戦略、固定砥粒加工のメカニズム、各種研削盤の構造、砥石の機能と構造、砥粒の種類と特徴、研削加工の評価パラメータ 6.砥粒加工II 遊離砥粒加工のメカニズム、研磨加工の制御パラメータ、ラッピングとポリッシング 7.表面形状の計測・評価 精密加工面の評価指標とその計測法(触針式計測,光学的計測、変位計計測) 8.生産管理工学の基礎  品質管理の基礎事項について概説する。 9.開発設計プロセス工学の基礎(1)  開発設計における一連の流れに従ってニーズの技術レベルへの落とし込み手法を解説する。 10.開発設計プロセス工学の基礎(2)  開発設計プロセスにおける品質のつくり込みの手法(現在の品質工学の基本)について概説する。 11.工作機械・自動車開発の効率化事例紹介  学外講師を招き、工作機械、自動車の開発に関して開発の効率化について最新の事例紹介する予定。
成績評価方法
主に出席、レポートおよび小テスト等により評価する。
履修上の注意
基礎を固める(工学部共通)