1.ガイダンス(講義の概要説明、見学の希望調査)
2.日本の住宅生産の変遷(戦後の住宅不足・大量生産から多様化の流れ、市場縮小・性能的充足などの現状)
3.プレファブ住宅(世界にも稀な日本のプレハブ住宅産業、草創期の技術開発、設計者と部品市場との関係)
4.在来構法と工務店(日本の風景をかたちづくる在来木造・工務店の世界、生産手段を所有することによる技術的柔軟性)
5.木材と住宅部品(戦後の国産材利用の流れ、近年の中大規模木造と生産的な課題、在来的部品と先端テクノロジーの関係)
6.地域の木造住宅生産(沖縄県と韓国の木造住宅生産調査、職人・材料流通など生産システムと構法の依存関係)
7.東南アジアの建築生産1(ベトナムの在来的住宅生産、日本からの技術移転、時間があればラオスの民家)
8.東南アジアの建築生産2(シンガポールの外国人ワーカーと工業化、時間があればバンコクのコンドミニアム)
9.高層ビル(日本初の超高層霞が関ビルディングにおける技術革新、現在の高層ビル生産との比較)
10.情報のあり方(情報の生成・活用方法の変化、設計・施工の情報のインターフェイス)
11.内田祥哉の設計活動(逓信省・電電公社から、佐賀・武蔵学園の作品群、NEXT21など)
12.内田祥哉の研究活動(工業化から構法計画、システムズビルディング、長寿命化、木造回帰など)
13.レポート作成用の予備日
毎回講義時に小レポート(講義終了時に回収)を課し、成績評価に含める。
書かれた質問・コメント等については可能な限り次回講義等でフィードバックを行う。
講義のレポートや講義に関連する記事(一部)が以下のURLに掲載されている。
https://note.com/*****