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最終更新日:2024年4月22日
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生物多様性生物学演習
菌類は、自然界では分解者として重要な働きをしており、昆虫に匹敵した種多様性をもちますが、分解者以外にも自然界では実に多様な役割を担っています。その代表は「きのこ」(担子菌門)ですが、実はビョウタケ目(子嚢菌門)という、微小な「きのこ」を形成する菌類が近年、生態的にも分類学的にも注目を集めるようになってきました。この実習では、ビョウタケ目の採集に最も適した春に、フィールドから菌類試料を採集するとともに、菌類を観察・培養するテクニックを実習により経験します。また、他の菌類も観察します。フィールドとする筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所は、これらの菌類の生育に適した環境で、多数の菌を採集することができます。
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