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最終更新日:2024年4月22日

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生物多様性生物学演習

生物多様性生物学演習 (35617-0013) Field work course in terrestrial ecosystems
菌類は、自然界では分解者として重要な働きをしており、昆虫に匹敵した種多様性があると同時に、分解者以外にも自然界では多様な役割を担っている。その代表は「きのこ」(担子菌門)だが、実はビョウタケ目(子嚢菌門)という、微小な「きのこ」を形成する菌類が近年、生態的にも分類学的にも注目を集めるようになってきた。本実習では、ビョウタケ目の採集に最も適した春に、フィールドから菌類試料を採集し、観察・培養するテクニックを実習により経験する。また、他の菌類も観察する(実施場所:長野県上田市菅平高原 筑波大学菅平高原実験センター)。募集人員を超えた応募があった場合は、抽選を行なう。The present course focuses on the order Helotiales, one of the most diverse asomycetous fungi. The course includes collecting, identification, and microscopic observation. The participants are expected to have basic knowledge about fungal taxonomy.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
35617-0013
GSC-BS6213S1
生物多様性生物学演習
細矢 剛
S1 S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学系研究科
授業計画
6月6-8日、長野県菅平高原(筑波大学菅平高原実験センター)にて実習。申し込み多数の場合は抽選。事前にオリエンテーションを行う。オリエンテーション参加しない場合は参加を認めない。
授業の方法
野外活動と顕微鏡観察などによる実習
成績評価方法
成績物提出、実習への参加態度などによる
教科書
なし。
参考書
1)細矢剛(責任編集)、菌類のふしぎ (東海大学出版会) 2)杉山純多(編集)、菌類・細菌・ウイルスの多様性と系統 (裳華房) 3)柿嶌眞、徳増征二 (責任編集)、菌類の生物学 分類・系統・生態・環境・利用 (共立出版)
履修上の注意
植物・菌類に関する基礎知識があることが望ましい。分類学について基礎知識があることが望ましい。「進化系統学」を受講していることが望ましい。
その他
1)菌類の分類についての基礎的な知識を得ること。 2)菌類の実体について、具体的なイメージをもつこと。 3)菌類と他の生物との関係についての視点をもつこと。