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最終更新日:2026年10月16日

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地球惑星システム科学特論VI

超新星爆発の物理と元素合成
太陽の約8倍以上の質量をもつ大質量星は、その生涯の終わりに中心部が重力的に不安定となって急激に崩壊し、宇宙最大級の爆発現象である超新星爆発を引き起こす。超新星の観測史は古く、最古の記録は1800年以上前にさかのぼる。一方で、爆発がどのように成立するのかという理論的理解はいまだ完全ではない。ただしこの20年ほどのあいだに数値シミュレーションの進展と多波長観測により、爆発機構や噴出物の性質、元素合成の理解が急速に深まりつつある。
本講義では、「重力崩壊と爆発機構の理論」「光度曲線とスペクトルによる観測」という基礎から出発し、爆発が生み出す元素合成と、ニュートリノ・弱い相互作用が支配する電子分率Yeを通じた核反応へと議論を広げる。さらに、26Alなどの放射性同位体を鍵として観測・理論・宇宙化学的制約を結びつけ、超新星が星間物質の化学進化を駆動し、星形成・惑星形成へ受け継がれていく物質進化の流れまでを俯瞰する。基礎的な物理から最先端の研究課題、そして将来的な発展性までを、一連の因果関係として概観することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
35616-2046
GSC-EP6320L2
地球惑星システム科学特論VI
諏訪 雄大
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語/英語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
理学系研究科
授業計画
1. 超新星の全体像 2. 重力崩壊の物理と爆発機構 3. 光度曲線とスペクトル 4. 元素合成 5. ニュートリノとYeが決める核反応 6. 放射性同位体 7. 物質進化と星・惑星形成への接続
授業の方法
講義 日程・部屋: 11/24(火) 2,3限 3階380号室, 4限 3階336号室       11/25(水) 2,3限 7階739号室 11/26(木) 2,3限 3階380号室 うちシステム科学セミナー(談話会)は11/24 4限 (ただしセミナーのみ15:00~16:30の90分)
成績評価方法
授業への参加状況60%およびレポート40%
履修上の注意
特にないが、天体物理は様々な物理を駆使するため、学部レベルの物理学は理解しておくことが望ましい。