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最終更新日:2025年3月17日

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データマイニング概論

データマイニング概論
本授業では、データ解析の考え方や代表的な手法について、それらの数理的背景も含めて理解するとともに、Pythonプログラミングによりそれらの手法を実際に手を動かしながら実装することで理解を深める。
後期課程や大学院におけるデータサイエンス、人工知能、機械学習、自然言語処理などの関連授業の基礎となる知識を習得することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
35603-0121
GSC-PH5X10L2
データマイニング概論
森 純一郎
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学系研究科
授業計画
初回はガイダンスを行う。以降、以下の内容に沿って授業を進める。 1. ガイダンス 2~3. データ分析のためのプログラミング基礎: Pythonの基礎とモジュール 4. データ分析の基礎 5. データのベクトルによる表現と処理:テキストデータを例に 6. データの行列による表現と処理:ネットワークデータを例に 7. 機械学習の基礎(教師なし学習): k-means、階層化クラスタリング 8. 機械学習の基礎(教師なし学習): 混合ガウス分布、主成分分析 9. 機械学習の基礎(教師あり学習): 線形回帰、ロジスティック回帰 10. 機械学習の基礎(教師あり学習): 過学習と正則化、モデル評価と選択 11. データ分析の実践 12. ニューラルワークの基礎 13. 深層学習と生成AIの導入 授業全体の最後には学習した内容に基づきミニプロジェクトを行う。 確率・統計学、線形代数学、解析学、最適化などの必要な数学的知識は具体的な手法と織り交ぜて都度説明する。
授業の方法
スライドと板書を用いた講義とプログラミング演習を行う。 教材は授業中に指定するウェブサイトに公開する。
成績評価方法
各回の演習の提出状況、複数回の中間課題(プログラミング)ならびに最終課題(レポート)に基づき総合的に評価する。
教科書
Pythonデータ解析入門 東京大学出版会 978-4-13-062466-4
参考書
授業中に推薦書を適宜指示する。
履修上の注意
大学初年次・2年次で学ぶ数学の知識(特に、確率・統計学、線形代数、解析学)を理解しているのが望ましいが必須ではない。 Pythonの基礎(本学の授業「Pythonプログラミング入門」の内容)とJupyterノートブック(Google Colaboratory)の使い方を理解していることが望ましいが必須ではない。 予習として教材の単元箇所を予め読むこと。復習として各回の演習に取り組むこと。