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最終更新日:2024年4月22日

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欧州研究実験実習I

The European Union and East Asia in International Relations and Global Governance
【注意】この授業は、開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開されることがあるので留意してください。

 この科目ではとりわけ現代のヨーロッパと東アジアの関わりについて理解することをめざす。ヨーロッパにおける和解の基盤として始まった経済統合は、経済領域ではほぼ統合を完成させ、外交・安全保障や司法・内務など多様な領域でも展開し、欧州連合(EU)の制度は発展してきた。しかし財政統合の問題や構成国の経済・社会的問題との相互作用など、さまざまな課題が存在し、EUは危機の中にあるともいわれている。これらの諸課題の基礎知識と背景について学習する。
 この授業は書類審査と面接を経て合格した者のみ登録が可能。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M310-5220S
GAS-EU6A40S3
欧州研究実験実習I
森井 裕一
S1 S2
集中
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講義使用言語
英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
ドイツ・ザールラント州にある欧州アカデミーでドイツのトリーア大学の協力を得て授業を行なう。 1.イントロダクション 2.EUの制度 3.EUの政治的課題 4.EU法 5.EUの外交・安全保障政策 6.EUと地球環境問題 7.EUと市民社会 8.EUと構成国 9.ヨーロッパ統合とヨーロッパの文化 10.ルクセンブルク(Field Trip:欧州司法裁判所、欧州投資銀行等見学) 11.トリーア(Field Trip:ドイツ史の諸基層について) 12.地域の歴史・文化とヨーロッパ(ケルト文化と遺跡) 13.共同セミナー(ベルギーゲント大学学生との日欧関係についての議論) 14.共同セミナー(韓国梨花大学学生とアジア欧州関係についての議論) 15.まとめの議論
授業の方法
講義(90分)と講義の議論を深めるための演習(90分)が1セットになって一つの単位を通常構成する。テーマによっては学生の積極的な発表のためのワークショップが設定される。講義は全て英語でおこなう(ドイツ語の知識は必要ない)。
成績評価方法
授業への積極的な参加と、帰国後のレポート(4000字)の提出(メールによる提出)。
教科書
無し
参考書
森井裕一編『ヨーロッパの政治経済・入門』 (有斐閣ブックス)、2012年。 その他はガイダンス時に指示する。
履修上の注意
選抜の上、履修許可された者のみ、登録修正期間に登録可能 4月上旬ドイツ・ヨーロッパ研究センターのHPにて募集される。 日独間の航空運賃が875ユーロの円換算分を越える場合に費用は一部自己負担。 TOEFL100点以上の学生の参加を期待する。開催期間は8月29日〜9月9日の予定(変更の可能性あり)。