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最終更新日:2026年10月16日

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欧州政治論

1970年以降のドイツ現代史
ドイツ史における1970年代以降は、東西ドイツ双方にとって大きな転換期であった。
西ドイツでは、1970年代中葉以降、経済成長の鈍化や失業率の上昇、福祉国家の再編、産業構造の変化を背景に、それまでの政治・経済・社会のあり方が問い直されるようになった。同時に、消費社会の成熟、市民参加の拡大、マイノリティの権利保障の進展、環境問題など新たな政治・社会的課題の台頭を通じて、今日に連なる社会の特徴が形成されていった。一方、東ドイツでは、西側で顕在化した問題が直ちに表面化したわけではなかったものの、ウルブリヒトからホーネッカーへの権力移行とともにより進展した消費社会化のもとで経済的・社会的矛盾が蓄積し、1989~1990年の体制崩壊へとつながる危機が次第に深刻化していった。
本授業では、こうした時代を扱うFrank Bösch(Hg.), Geteilte Geschichte. Ost- und Westdeutschland 1970–2000(Göttingen, 2015)を精読する。
授業の目的は、1970年代以降を現在のドイツ社会を理解するための直接の前提の時代として位置づけ、戦後ドイツの長期的変容を理解する視点を身につけることにある。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M310-5038A
GAS-EU6A03L1
欧州政治論
川﨑 聡史
A1 A2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回:授業ガイダンス 「現代」の出発点としての1970年代? 第2回:輪読:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte" 第3回:輪読:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte" 第4回:輪読:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte" 第5回:輪読:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte" 第6回:輪読:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte" 第7回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告 第8回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告 第9回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告 第10回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告 第11回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告 第12回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告 第13回:学生報告:Bösch (Hg.), "Geteilte Geschichte"より一章選び報告
授業の方法
毎回の授業において、指定された履修者が課題テクストの報告を行う。そのほかの履修者はその報告をもとに議論を行う。 報告者:文献の内容をまとめ、疑問点・論点(文献で扱われた事象の背景・経緯に関わるもの)と参考文献表を載せた発表資料を用意すること。 そのほかの履修者:報告を聞いて積極的に議論に参加し、質問する。文献は報告者でなくてもきちんと予習し、疑問点・論点を用意する。質問が出ない場合、教員が指名して論点を提示してもらうこともあるので全員が疑問点・論点を用意すること。疑問点や論点は事前に提出してもらう予定である。 欠席や遅刻など、発表する人に対して失礼になるようなことは極力しないこと。 やむを得ない理由で自分の報告を欠席する場合は、代理の報告者を立てること。
成績評価方法
課題テクストの予習、報告の内容、授業中の議論への参加、提出物をもとに成績評価を行う。
履修上の注意
ドイツ語文献を講読するため、履修にはドイツ語文法に関する知識が必要となる。 履修者全員が、授業で使用する課題テクストを必ず予習してくることが前提である。 報告者は、資料を発表日前日までに教員にメール等で提出するとともに、自分で印刷等で配布準備をすること。
その他
第1回授業(オンライン)で授業の進め方を説明するので、履修者は参加すること。 履修者の人数や状況に応じて授業計画は変更になる可能性がある。 1回の授業時間は90分である。