まずいくつかの文献を講読して史料を読むための前提知識を得てから、実際に史料を読んでいく。上述の通り、輪読する史料はWilson Centerが無料でウェブ上に公開しているHelmut Kohl Transcriptsを予定している。本史料群の多くはもともとドイツ語で書かれたものだが、英文に訳されているので、参加者に要求されるのは英語の読解能力である(もちろんドイツ語で読めるならそれに越したことはない)。
初回は担当教員による趣旨説明・自己紹介・2回目以降の演習の調整。2回目以降は、報告者による文献・史料に関する報告と、それをふまえた討論となる。