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最終更新日:2024年4月1日

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非線形システム論II

系外惑星科学
1995年に初めて太陽以外の恒星のまわりを公転する惑星(=系外惑星)が発見されて以来、系外惑星の研究は目覚ましい進展を続けている。本講義の前半から中盤では、太陽系の惑星についての紹介から始め、どのような系外惑星がどのような方法で発見され、どのようなことがわかってきたのかを概観する。そして、現状の研究でまだ明らかとなっていない事柄と、それに対して今後どのような研究が行われていくのかについて解説する。本講義の終盤では、系外惑星科学のための実践的な研究の方法について講義する。

本講義を通して、系外惑星科学の基礎を学び、特に以下の事柄について理解を深めることを目的とする。
(1)宇宙における惑星の多様性と普遍性について理解する。
(2)系外惑星の発見・観測方法とそこからわかる様々なことについて理解する。
(3)系外惑星研究の今後の展望を理解する。
(4)系外惑星研究の実践的な方法を理解する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M282-0060S
GAS-SS6A06L1
非線形システム論II
成田 憲保
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1. 太陽系の諸性質と太陽系形成論 2. 天文観測の方法 3. 系外惑星探索の歴史 4. 系外惑星の発見法 5. 系外惑星の軌道分布と多様性 6. 系外惑星の形成と移動 7. 系外惑星の内部組成と大気 8. 系外惑星のハビタビリティ 9. 最新の系外惑星研究と将来計画 10. 観測計画立案の方法 11. 観測装置開発の方法 12. 分野間連携研究の方法
授業の方法
主にスライドを用いた講義形式で行う。適宜資料を配布する。
成績評価方法
出席およびレポートにより成績評価を行う。
教科書
指定しない。
参考書
成田憲保「地球は特別な惑星か?―地球外生命に迫る系外惑星の科学」講談社ブルーバックス、2020年
履修上の注意
本講義では天文学と惑星科学の専門知識は必ずしも前提とせず、必要な事柄は講義中に解説する。 一方、高校・大学初年次レベルの基礎的な力学と数学の知識は前提とする。
その他
授業は月曜5限(17:05〜18:35)の90分で行う。 ただし、2021年度の初回は4月13日の火曜日となるので注意すること。 4月19日以降は通常の月曜日となる。