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最終更新日:2024年4月22日

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地域アイデンティティ複合I

現代のフランス語圏におけるライシテを取り巻くいくつかの問題構成を、その歴史的・社会的文脈において理解する。それを通して、世俗的なものと宗教的なものの関係の変化について考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M220-0110S
GAS-AS6A11L4
地域アイデンティティ複合I
伊達 聖伸
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語、フランス語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
以下の切り口から問題理解を深めていく予定である。 (1)1905年の政教分離法の制定過程と内容を踏まえながら、マクロン政権における「共和国原理への尊重を強化する法案」の論点を整理する。 (2)1959年に制定されたドゥブレ法の歴史的意義を、ライシテの歴史の展開を踏まえて再考する。 (3)フランスにおける「イスラーム主義」をめぐる言論構成と、「治安」の観点からの「対策」の特徴を検討する。 (4)カトリック教会における小児性愛をめぐるスキャンダルを、宗教・世俗・セクシュアリティの歴史的文脈において考察する。
授業の方法
文献講読、ディスカッション、研究発表を中心に進める。
成績評価方法
授業参加、授業での報告による。
教科書
授業で指示する。
参考書
授業で指示する。
履修上の注意
フランス語を使用する授業である。