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最終更新日:2024年4月22日

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民俗文化研究A

民俗学入門―視点と方法―
民俗学を他から独立した学問分野としてとらえるならば、その視点や方法においてどのような特徴をもっているかが問題となる。この入門ゼミでは、民俗学がどのような学問であるかをその視点の特徴を中心に概観する。
 民俗学は世界中に学会や研究者をもつ国際的な学問分野であり、他の人文学と同様に、人間がどのようなものであるかを考えようとしてきた。その意味では他の学問分野と変わるところはない。一方で、それぞれの国や地域における国民国家形成やナショナリズムの高まりの過程で生み出されてきた、ヴァナキュラーな思想体系としての側面もあわせもっている。
この授業では、上記のような学問的特徴を前提として、日本の民俗学を中心にすえてその思想的特徴をとらえつつ、各地域で育った複数の民俗学が交差するところにも着目する。
 これまでとは異なる形で「民俗学とは何か」を概論することが、授業担当者の最終的な目標であり、受講者とディスカッションをしながら考えを深めていきたい。

※ターム科目(文化人類学コースの多くの科目がターム科目として提供される)
※2022年、2023年に開講された入門ゼミとは異なる内容で実施される。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M210-4140S
GAS-IC6B38L1
民俗文化研究A
塚原 伸治
S1
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
おおむね以下のような内容を扱う予定である。 (1)イントロダクション (2)日本における民俗学の展開 (3)各国の民俗学 (4)小ささへの愛着 (5)控えめな理論と地方的知識人 ※必ずしも授業で扱う順番ではない。授業内容は受講者の関心にあわせて変更となる可能性がある。
授業の方法
各回の前半で講義を行い、後半を受講者全体でのディスカッションの時間にとする。事前に提示された参考文献を読んでからの受講を求める可能性がある。 初回より対面にて実施する。
成績評価方法
議論への貢献度、レポートなどから総合的に判断する。
教科書
教科書は使用しない。
参考書
授業中に指示をする。
履修上の注意
積極的に学ぶ意欲があるならば初学者も歓迎する。