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最終更新日:2024年4月22日

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比較形象論II

芸術と労働
ジュリア・ブライアン=ウィルソン『アートワーカーズアートワーカーズ 芸術と労働のポリティクス』の講読とディスカッションを通して、芸術作品が成立する過程にある労働の問題について考えます。このことを通して、より広くは芸術における身体性というテーマに取り組むことが、授業の目標です。授業期間中は、テーマに関連する講師によるレクチャーも行います。創造行為を労働という観点から捉えた場合に、どのような理解が得られるのか、という点についても、みなさんと話し合いたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M210-0960S
GAS-IC6C24L2
比較形象論II
松井 裕美
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回:イントロダクション 第2回:アーティストからアートワーカーへ 第3回:カール・アンドレの労働倫理 第4回:ロバート・モリスのアート・ストライキ 第5回:ルーシー・リパードのフェミニスト労働 第6回:Gwladys Le Cuffによるレクチャー「14・15世紀絵画工房における手仕事と作者の位置付け」 第7回:ハンス・ハーケのペーパーワーク 第8回:村上華子による芸術家の労組運動についてのレクチャー 第9回:学生による発表 第10回:学生による発表 第11回:学生による発表 第12回:学生による発表 第13回:三上真理子によるプロジェクト・マネージャーの仕事についてのレクチャー
授業の方法
前半はテキストに即した発表、後半は受講者それぞれの関心に即した発表をしていただきます。
成績評価方法
平常点(30%)及びレポート(70%)
教科書
ジュリア・ブライアン=ウィルソン『アートワーカーズアートワーカーズ 芸術と労働のポリティクス』(フィルムアート社)/Julia Bryan-Wilson, Art Workers, 2009
参考書
授業中に言及します。
履修上の注意
担当箇所のテキストの読解と関連事項の調査が必要になります。多様な分野の学生の受講を歓迎します。