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最終更新日:2025年10月17日

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アート・マネージメント論I

現代美術の展覧会史 1978-2002
現代美術史の形成に大きな役割を果たしている展覧会について考察します。20世紀半ば以降の主な現代美術の展覧会を取り上げて、その企図、構成、社会的背景を理解した上で、展覧会としての意義と問題を議論します。今学期は、1970年代から2000年代にかけてアメリカ、ヨーロッパ、中国、日本で開かれた下記の展覧会を、多文化主義とその批判の文脈で捉えます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M210-0271A
アート・マネージメント論I
加治屋 健司
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第1回目はガイダンスの後、展覧会の観点から捉えた現代美術史を概観した上で、展覧会研究の現状を説明し、第3回目以降の担当者を決めます。第2回目は、担当教員がMA : Espace-Temps au Japon展について講義します。第3回目以降は、毎回、担当者が下記の展覧会について発表し、受講者全員で討論します。 MA : Espace-Temps au Japon, Paris et al., 1978 "Primitivism" in 20th Century Art: Affinity of the Tribal and the Modern, New York, 1984 Chambres d'Amis, Ghent, 1986 Freeze, London, 1988 中国現代芸術展、北京、1989 Magiciens de la Terre, Paris, 1989 Culture in Action, Chicago, 1993 Whitney Biennial, New York, 1993 Traffic, Bordeaux, 1996 Cities on the Move, Vienna et al., 1997 日本ゼロ年、水戸、1999 Documenta 11, Kassel, 2002
授業の方法
受講者は、上記の展覧会のいずれかを担当して下さい。展覧会の画像等を見せながら、45分間の発表で展覧会の概要を説明して、その意義と問題について論じて下さい。その後、受講者全員で討論します。
成績評価方法
授業での発表・討論、学期末レポートから総合的に判断します。
教科書
特にありません。
参考書
Biennials and Beyond: Exhibitions that Made Art History, Volume 2: 1962-2002 (London: Phaidon, 2013)が基本文献になります。それ以外の関連文献は、授業中にその都度指示します。
履修上の注意
担当者には、基本文献の該当箇所を読み、展覧会カタログや関連文献を読んだ上で、展覧会の画像等を用意して、発表してもらいますので、発表の準備には時間がかかります。