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最終更新日:2024年4月22日

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言語情報科学特殊研究I

英語の歴史 西暦450頃にブリテン島に渡ったアングロ・サクソン人の言語を起源とする英語の始まりから現代までのおよそ1500年の英語の歴史を概観します。とりわけ、異なる時期に翻訳された英訳聖書を発音・綴り・文法・語彙に注意しつつ読み解き、英語の歴史的発達を「体感」してもらいたいと思います。学期の後半では、20世紀末以降に出版された英訳聖書についても比較検討し、そこに現代英米社会における変化がどのように反映されているかについても考えていきます。
英語の歴史を知ることで現代英語への理解を深め、また古英語、中英語、初期近代英語などで書かれたテクスト(英訳聖書)を実際に読んでみることに挑戦します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-1545A
言語情報科学特殊研究I
寺澤 盾
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1回目 英訳聖書の歴史 2回目 『ジェームス王聖書』(1611)で「主の祈り」を読む 3回目 『ウィクリフ派聖書』(14世紀)で「主の祈り」を読む 4回目 『ウエストサクソン福音書』(1000年頃)で「主の祈り」を読む 5回目 異なる時代の英訳聖書を比較する 6回目 異なる時代の英訳聖書を比較する 7回目 異なる時代の英訳聖書を比較する 8回目 異なる時代の英訳聖書を比較する 9回目 異なる時代の英訳聖書を比較する 10回目 現代英語訳聖書を比較する:読みやすさを重視した聖書 11回目 現代英語訳聖書を比較する:アメリカ英語とイギリス英語 12回目 現代英語訳聖書を比較する:差別を排除する聖書 13回目 試験
授業の方法
本講義はオンライン(Zoomを用いたリアルタイム)で実施します。グループワークも取り入れ学生の皆さんにも積極的に授業に参加していただきたいと思います。『オックスフォード英語辞典』(OED Online)などを頻繁に引いてもらうことになるかと思います。
成績評価方法
授業への参加度、期末試験など基づき総合的に評価
教科書
教科書は用いず、随時ハンドアウトなどを配布します。
参考書
寺澤盾『聖書でたどる英語の歴史』大修館書店、2013年
履修上の注意
授業で用いる教材は、遅くとも授業日前日までにはITC-LMSにアップしておくので、あらかじめプリントアウトしておくこと。ZoomにアクセスするためのURLなどは、学期の始まる1週間くらい前にシラバス上でお知らせします。