☆授業の前日までに毎回,必ずITC-LMSをチェックすること
第1回【オンデマンド授業】対面授業ではありません!
第2回目以降は次のトピックを取り上げる
1. GLMM(一般化線形混合モデル)について:Rを使用
Sセメスターで取り上げた山形県鶴岡市における共通語化データを分散分析(ANOVA)で解析する方法を復習
上記の共通語化データを(いま注目されている)一般化線形混合モデル(GLMM)で解析し、これまでのANOVAと結果がどの程度一致するのかを確かめる
2. 分布意味論について:Rを使用、教員によるSPSSの実演も
現代語の意味変化研究にも利用されている分布意味論について,基本的な考え方を解説する(参考:https://www.ism.ac.jp/*****)
主成分分析(PCA)を用いた例題によって分布意味論の大まかなイメージを掴み,「単語のベクトル表現」や「単語埋め込み」などの概念を直観的に理解する
3. ベイズ統計学について:js-STAR_XR+を利用してベイズファクタ分析を試みる
モンティホール問題について受講生全員で議論する
ベイズの定理の「尤度」とは何かを理解する
4.オープンサイエンス時代の研究成果発信プラットフォームとしてJST(科学技術振興機構)が稼働させた日本語対応プレプリントサーバーJxiv(ジェイカイブ)を紹介する
オープンサイエンスの流れが、研究成果の発表や大学院教育にいかなる影響を与えつつあるのか、また、そこにはどのような可能性と問題があるのかを受講生全員で考える