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最終更新日:2024年4月22日
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言語態基礎論I
多和田葉子の『言葉と歩く日記』を読む 小説『雪の練習生』の自作翻訳作業の背景
日独二か国語で書く作家・多和田葉子を具体例に、「翻訳論」の演習を行う。
今回、教科書として使うのは2013年刊行のエッセイ『言葉と歩く日記』。これは多和田が「自作翻訳」に初めて取り組んだ時の作家による観察日記であり、日本語作品『雪の練習生』をドイツ語に翻訳する作業の舞台裏を垣間見ることが出来る。「母語で書いた作品を外国語に訳す」という行為はどういうことなのか?「母語」と「外国語」と「文学創作」の複雑かつ豊かな関係性について、1学期かけて深く考え、さまざな角度からの気づきや発見を得ることを目標とする。
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