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最終更新日:2024年4月22日
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言語態分析演習III
現代文学を読む
星野智幸(1965‐)の『植物忌』(2021年)に収録された諸短編を読み、現代文学と植物の表象について考えます。人間から植物への変身という主題では、古くは安部公房「デンドロカカリヤ」、新しいところではハン・ガン『菜食主義者』などが思い浮かびます。哲学の領域でも、エマヌエーレ・コッチャ『植物の生の哲学』、フロランス・ビュルガ『そもそも植物とは何か』など、植物に関わる著作が翻訳されています。『植物忌』の読解を通じて、文学的想像力と植物との関係について考えを深められればと思います。なお、修士論文を控えた学生の個人発表の機会も設ける予定です。
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