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最終更新日:2024年4月22日

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言語態分析演習III

現代文学を読む
星野智幸(1965‐)の『植物忌』(2021年)に収録された諸短編を読み、現代文学と植物の表象について考えます。人間から植物への変身という主題では、古くは安部公房「デンドロカカリヤ」、新しいところではハン・ガン『菜食主義者』などが思い浮かびます。哲学の領域でも、エマヌエーレ・コッチャ『植物の生の哲学』、フロランス・ビュルガ『そもそも植物とは何か』など、植物に関わる著作が翻訳されています。『植物忌』の読解を通じて、文学的想像力と植物との関係について考えを深められればと思います。なお、修士論文を控えた学生の個人発表の機会も設ける予定です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-1030A
言語態分析演習III
村上 克尚
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1回  イントロダクション 2回  「避暑する木」 3回  「ディア・プルーデンス」 4回  「記憶する密林」 5回  修論発表 6回  修論発表 7回  修論発表 8回  「スキン・プランツ」 9回  「ぜんまいどおし」 10回 「ひとがたそう」 11回 「始祖ダチュラ」 12回 「踊る松」 13回 「喋らん」
授業の方法
担当者は、発表資料を作成。前日までにITC-LMSにアップロードしておく。 発表時間は20分程度とする。その後、全体で議論を行なう。
成績評価方法
授業参加、ならびに期末レポートで評価します。
教科書
星野智幸『植物忌』(朝日新聞出版、2021年)
参考書
授業内で指示します。
履修上の注意
授業の進め方についてのガイダンス、話し合いがありますから、初回にはなるべく参加するようにしてください。初回はオンラインです。