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最終更新日:2024年4月22日

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言語態分析演習I

カトゥッルス研究
多彩な韻律を用い、多様な詩歌の創作を手掛けたカトゥッルスCatullusの詩集を講読する。いわゆる「新詩人たち」を代表するこの詩人は、ラテン文学史を語る上で欠かすことのできない要である。ウェルギリウス、ホラティウス、プロペルティウスなど、のちの時代の詩人たちにも多大な影響を与えた。本授業は、そのようなカトゥッルスの作品の魅力を確認しながら、ラテン文学の潮流をより良く理解することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-1010A
言語態分析演習I
日向 太郎
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
現存する100以上の詩歌のうち、今学期は第1歌から第50歌までの作品を、下記の教材(教科書欄を参照)いくつか選んで精読する各回の授業で扱う予定の作品は以下の通りである。 1.Catullusの作品についての概説 2.第1-4歌 3.第5-8歌 4.第9-12歌 5.第13-16歌 6.第17-22歌 7.第23-26歌 8.第27-29歌 9.第30-33歌 10.第34-37歌 11.第38-41歌 12.第42-45歌 13.第46-50歌
授業の方法
各回、担当者を予め決めておき、担当者は担当部分の訳文を授業前に提出する。授業は、主にこの訳文の検討になるだろう。講読が中心になるが、各人が詩を読みながら関心を抱いたことについて、調査報告することも歓迎する。
成績評価方法
平常点と期末レポート。
教科書
K. Quinn (edited by), Catullus.The Poems, London 1970.
参考書
授業中に指示する。
履修上の注意
初等文法をある程度学んでいることが望ましい。辞書は各自用意すること。